はがきサイズでレーザープリンター対応の光沢紙(KOKUYO LBP-FG3630)に写真を印刷してみました

LBP-FG3630 パッケージもの
LBP-FG3630 パッケージ

NECのカラーレーザープリンター MultiWriter 5750Cを6年ほど使っています。

主にモノクロテキストや出かける先の地図の印刷等に活躍している当機。印刷頻度があまり高くない私にとって、使わなくてもインクが減っていくインクジェットタイプよりも低ランニングコストで、トナー交換の手間も少なく気に入っています。これまでの総プリントページ数は2071枚で、内カラーが1111枚、モノクロが960枚です。

レーザープリンターは写真の印刷が得意ではありません。そのためか、レーザープリンター対応の光沢紙はチラシやプレゼン等に使われそうなB5やA4のサイズが主で、写真印刷用のL判サイズのものは販売されていないようです。

L判サイズ以外で探してみると、ダイレクトメールや案内状等の用途を想定した、はがきサイズの光沢紙があることがわかりました。今回は試しに購入してみたKOKUYOのLBP-FG3630は、はがきサイズ、両面印刷可能で表が光沢紙、裏がマット紙になっており、厚さは官製はがきより少し薄い0.19mmで、50枚入りです。

印刷したものをEPSONのスキャナーGT7600で取り込んで元画像と比べてみました。純正トナー使用です。

サンプル1

信州スカイパークの馬のオブジェの元画像

信州スカイパークの馬のオブジェの元画像

はじめは長野県の信州スカイパークにある馬のオブジェです。

印刷した馬のオブジェ

印刷した馬のオブジェ

左:元画像 右:印刷画像

左:元画像 右:印刷画像

サンプル2

お食事処てのひら館の、なすがのったぶっかけ蕎麦

お食事処てのひら館の、なすがのったぶっかけ蕎麦

ふたつめも長野県の道の駅 信州蔦木宿にある、お食事処てのひら館の揚げなすがのった冷やしぶっかけ蕎麦。

印刷したぶっかけ蕎麦

印刷したぶっかけ蕎麦

左:元画像 右:印刷画像

左:元画像 右:印刷画像

検証とおまけ

スキャンしたので、光沢感がありませんが、実物は多少光沢感があります。どちらも元画像に比べると色が褪せて、ざらついた感じになりました。蕎麦の方は馬のオブジェほど気になりませんが、拡大してみるとやはり同じくざらついています。はがきサイズから引き延ばしているので、実物はもっときれいに見えます。

最後に、間違えて裏面のマット紙側に印刷してしまった、馬のオブジェの画像をご覧ください。

間違えて裏面に印刷した馬のオブジェ

間違えて裏面に印刷した馬のオブジェ

表面に印刷したものより色褪せた感じになっています。写真が苦手なレーザープリンターでも、用紙でここまで変わる事が分かるかと思います。

まとめ

KOKUYO LBP-FG3630は、インクジェットタイプの様な高画質を期待しなければ、パッケージにあるようなダイレクトメールや案内状等の用途の他にも、気軽に写真を印刷して飾ってみたり、年賀状にと、色々利用できそうです。レーザープリンター対応で、ある程度の厚みがあり、L判に近いサイズとなると選択肢は限られます。私の様にレーザープリンターしか無く、写真はめったに印刷しないけれど、たまには印刷したいという方にはぜひおすすめです。

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