岩木川ダム統合管理事務所は、岩木川の治水、津軽平野への灌漑、流域都市への水道供給および水力発電を目的とした、国土交通省直轄ダムである津軽ダムと浅瀬石川ダムを管理しています。
目屋ダムを造る際に実際にあった話。山林や田畑など、沈む地域の補償問題で工事は中断しました。こうした中、下流の受益地の住民たちが、「米一握り運動」という、コメを一握り差し出すという義捐金運動を行ったそうです。水不足や水害に悩まされていた農家にとって、ダムの建設は悲願でした。自分たちの悲願の為に犠牲となる移転住民に対し報恩と感謝の気持ちを表すための運動でした。
現在は津軽ダムの60m先に沈んでいます。
グッドデザイン賞や土木学会技術賞、土木学会デザイン賞、全建賞などの表彰品が展示されています。
津軽ダムはコンジットゲートに引張りラジアルゲートを採用しており国内規模最大を誇ります。(豊国工業株式会社 津軽ダム)
時系列で表示されとても分かりやすい年表でした。
参考:国土交通省東北地方整備局岩木川ダム統合管理事務所(浅瀬石川ダム、津軽ダム)管理概要(PDF)
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