訪れたのは2023年11月17日です。2024年7月1日から利用者負担制度が導入されました。入域料がかかります。大人300円(中学生以上)、小学生150円、未就学児無料です。詳細は大隅町HP(雄川の滝利用者負担制度について)をご覧ください。
上流展望所の駐車場に車を停めて見に行きましょう。
毎回見て周れない場所のほうが多いと感じます。日本は少しも狭くない。
長めのラバー堰(ゴム引布製起伏堰)。ゴムに空気や水を注入・排出して、堰を起こしたり倒したりして使う。
大正9年(1920)6月に南九州水力電気株式会社によって運転を開始したそうです。当初は3000kWでしたが、後に九州電力に引き継がれ、昭和31年(1956)に7,300KWの増設がなされました。
鹿児島県肝属郡田代村教育会の田代郷土誌によると、当初1500kW×2台の機械で合わせて3000kWの発電容量があり、落差375尺(約113m)、鉄管全長682尺(約206m)2本とあります。
実はこの展望台、最大の見せ場の下流への道がつながっておらず、後の予定も押していたこともあり、上流から滝を見ている画像しかありません。ごめんなさい。お待たせしました!雄川の滝どうぞ!!
水がとても綺麗です。
申し訳ないので、節理の記事と動画をご紹介します。
- 環境省九州地方環境事務所 雄川の滝の地形・地質調査に同行しました 2024年09月25日
- 大日本図書 雄川の滝
参考:
- 九州電力の水力発電所(発電所の一覧と位置図)(九州管内水力発電所位置図(PDF))
- 鹿児島県肝属郡田代村教育会の田代郷土誌(国立国会図書館)
- 渋沢社史データベース「九州電力(株)『九州電力10年史』(1961.11)」
- 三国名勝図会(Wikipedia)
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