4年間愛用してきた空調服の車用クールクッション(KC-1000B)。いつの間にか風量コントローラーのUSBプラグ付根あたりのケーブルが断線しているようで、ケーブルを動かすとファンが回ったり止まったりします。

定番の断線箇所
ケーブルを交換しようと検索してみると型番はCGCCON2で、なんとお値段3000円。たった一か所の断線のために丸々交換するのは勿体ないと思い、修理に挑戦することにしました。

USBプラグ部品
断線箇所がプラグの付根なので、プラグごと交換する事にします。10個入りを150円で購入しました。

USBプラグ部品内部
安いですが、しっかりしているように見えます。一個15円とは思えません。カバーには爪などは無いので、接着剤などで固定する必要があると思います。

USBプラグ部品拡大
はんだ付けする端子の幅は1mmくらいです。

プラグを切断した風量コントローラー
断線箇所を切断して黒い被覆を剥がしました。

新しいプラグと分解したプラグの中身
線の色を間違えないように確認しておきます。

USBプラグとケーブル

はんだ付けしたケーブル
購入したプラグのカバーはすべて硬いプラスチック製で、ケーブルに優しくなさそうです。そこで少しでも断線しにくくなるように、付根にホットボンドを付けて、内径6mmの熱収縮チューブ(住友ファインポリマーSMT-F6)で覆うことにしました。

はんだ付け部分拡大
不格好ながらも何とかはんだ付け出来ました。ここで動作確認をしておきます。

ホットボンドで固定したプラグ内部
ホットボンドを流して、ケーブルとカバーを固定します。

カバーを閉じたUSBプラグ
チューブが入るようにプラグの根元をやすりで少し削りました。

完成写真
少し熱収縮チューブが長すぎるような気がしますが完成しました。

動作確認
最後にもう一度、動作確認をして作業終了です。まだまだ頑張ってくれそうです。
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