戦場ヶ原
国道120号にある三本松園地に車を停めて、戦場ヶ原を見てきました。
この公園のトイレは手洗いの水がありません。手はアルコール消毒します。
戦場ヶ原はラムサール条約(Wikipedia)に登録されている湿地です。
湿原はもともと湯川が男体山の噴火で堰き止められた堰止湖であったが、その上に土砂や火山の噴出物が積もり、さらにその上にヨシなどの水生植物の遺骸が腐らずに堆積して陸地化し湿原となった。
訪れたのが夏だったため、目前にかなり樹木が生い茂っており、見渡す限りの湿原ポイントは中々ありませんでした。
なんとなく遠くが平原っぽい感じに見えます。
戦場ヶ原に群生している植物。涼しい湿地帯に分布する植物のようです。
ホザキシモツケについて
1997年の環境省レッドリストより絶滅危惧II類に指定されていたが、2007年より解除となっている。
戦場ヶ原は、男体山の噴火によって、湯川が堰き止められた堰止湖であったものが、火山の噴出物や長年の堆積物によって陸地化して湿原になったというのは既に書きましたが、次の湯の湖は堰止湖であります。
湯ノ湖
湯ノ湖は三岳火山の噴火によってつくられた堰止湖だそうです。
湯ノ湖
日光白根山からの水に加え、湖畔にある日光湯元温泉からの湯が流れ込んでいる。温泉成分や山からの砂などで水深が浅くなり、湿地化する危機にあったが、1997年に浚渫工事が行われ、危機を乗り越えた。
浚渫(しゅんせつ)…水底をさらって土砂などを取り除くこと
放って置いたら、戦場ヶ原湿原と同じように湿原化したのでしょうね。
天気がよければ外山、五色山、金精山、湯泉ヶ岳、高薙山、三ツ岳といった連山を見ることができるようですよ。
もう夜と言っても良いぐらい暗くなってきました。
どこからともなく硫黄の臭いがしてました。この木は倒木というか流木?どっちもあるかもしれません。
tanuが「あれクマ??」と何かを見間違えて発した言葉が原因だと思いますが、暗いところで見ると、何とも寂しく心細い気持ちになり、ここで見学を終えたのです。
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