今回は、2016年10月と11月に訪れた群馬県沼田市の吹割の滝についての記事です。主に11月の画像と映像を利用しています。個人的には華厳滝よりもダイナミックで好きです。
そんな時期に訪れました。
国道120号に架かっている案内板「吹割の滝遊歩道入り口」と書いてある場所に向かい、いつ頃からやってる土産物屋さんなのか分からないぐらい、古い雰囲気の小さなお店がいくつかある通りを下ります。
ほどなくして、滝の爆音と音声案内が響いてきます。中国人観光客が多いのか、音声案内は中国語でもなされています。(案内図の現在地は少し進んだ場所になっています。この時は左側の入り口から行きました。)
最初に見えてきたのは「鱒飛びの滝」です。吹割渓谷の下流部に位置する滝で、かつては鱒が遡上してきて滝を越えようとしていた様子から、こう呼ばれるようになったそうです。
岩の上を水が滑るように流れていきます。奥に見える岩の壁は、「般若岩」と呼ばれています。
自然をどの程度身近に感じてもらうかのギリギリのラインなのでしょうね。観光客のマナーに委ねられてる部分が大きいです。
観光客の上あたりの岩、大きな口を開けてる顔のように見えますか?般若岩と言うそうです。
一番奥が般若岩ですが、手前の岩も顔っぽいですね。
高さ7メートル、幅30メートルの高低差のある裂け目に、激しい勢いで水が流れ落ちていきます。奥の吊り橋は浮島橋です。
観瀑台がいくつかあるので、遊歩道を行くことに。
所々に、金属の管とハンマーのセットが用意されていました。「カーンカーン」と鳴らしながら、クマよけです。
このように歩きやすいところばかりではありませんでしたが、途中で岩に詩を施したものが並んでいたり、滝が見えない区間でもみるものがありました。
右下に人がぽつぽつと見えます。
紅葉が綺麗です。11月は新そばがあるとの事で、おいしい新そばを食べて帰りました。
吹き割りの滝は、12月中旬から3月下旬は冬期閉鎖されます。
紅葉の見頃はいつですか?
例年10月下旬から11月上旬に見頃を迎えます。
また、4月から6月にかけて雪解けにより水量が増し豪快に流れる滝の姿を望むことができます。
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