天橋立から車で30分ほどの所にある伊根の舟屋。海に面した家が立ち並ぶ230棟の集落では、350世帯が生活を営んでいます。1階は舟の収容と、作業場になっており、2階が居室という造り。伊根の舟屋は漁村として初めて重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。
このような建築を可能にしたのは、舟屋が若狭湾のさらに奥の伊根湾にあり、天然の防風機能をもった青島(黄色い丸枠)が存在するため、津波や高潮等の影響を受けず、穏やかな入り江になっているという、地形に恵まれたためと言えそうです。
重要伝統的建造物群保存地区の漁村は日本で一つしかなく、世界中から年間30万人にも上る観光客が訪れるそうです。
観光客で溢れかえってました。
この地域は周囲が山になっていて、移動に舟が必要で、一家に一つの舟をもっていたという話を読みました。
ぐるっと回って、舟屋群を見下ろす高台にある道の駅 舟屋の里伊根へ行きましょう。
ありがとう青島。
コメント