前回で腹ごしらえが終わったので、栄町銀天街というアーケード街を通り、門司港駅へ移動しました。
賑わっていて楽しい地図ですね。
そんなにゴミが散らかっている印象はありませんでしたが、取り組みの成果なのでしょうか。参考:まち美化事業について(北九州市)
ここは後から見ることにして、更に真っすぐ進みます。
階段の下に設置されています。
もしお茶でも飲めればと思ったけれど残念。※現在は閉店してしまったようです。(JR門司港駅「みかど食堂 by NARISAWA」1月30日閉店【北九州市門司区】)そもそもご縁が無かったようです。
スターバックスカフェが右側に見えていますね。
当時駅から桟橋までの100mを結んでいたそうです。
いつ頃の門司港駅の模型でしょうか、色調はこちらのほうが好きです。そして広いひさしがありますね。先ほどの「旧正面上家」ですね。
戦後の引き上げで門司港駅にいた人の中に臨月の妊婦さんがいて、今にも生まれそうな状態の時、夜遅かったため、病院もなく、駅員さんが家に連れ帰り、隣のお婆さんに助けを求め、無事赤ちゃんが生まれたそうです。そして、自分の出生の物語を知った子供が、感謝の気持ちでこの鏡を寄贈したという事でした。
「旧みかど食堂のソース瓶」
ソース瓶の由来を記したメモより
このソース瓶は、昭和26年食堂が1階に移転。駅が改築される迄、屋根裏の食糧倉庫に60年間ひっそりと眠っていたものです。
門司港駅ものがたり ⑧旧貴賓室 (JR九州)「門司港駅の二階には貴賓室と呼ばれる、身分の高い方々をお迎えする部屋がありました。」
「駅が開設(大正3=1914年)されたころに設置されたもので、以来、旅行者に門司の「おいしい水」を供給し続けています。
帰り水の説明より
とくに、駅前の海外旅行帰国者をはじめ終戦後の復員や引き上げの人たちが、門司に上陸して安堵の思いで喉を潤したところから、(誰言うとなく)「帰り水」と呼ばれる様になりました。」
奥のエレベーターは、エントランスの一部がガラス張りになっており、小屋裏が見えます。1階はスターバックスに出ます。
和布刈神事(めかりしんじ)の様子。早鞆の瀬戸のワカメを神前にささげたという古事に由来し、毎年旧暦元旦に実施するそうで、春の訪れが近いことを感じさせてくれる神事とのことです。(和布刈神事(門司区HP))
なんとなくいい感じの建物と思って撮影しましたが、正面に回らなかったことをいたく後悔しました。なぜならこの建物も日本遺産に登録された、関門”ノスタルジック海峡”の構成遺産の一つだったからです。正面がまた良い感じなので、関門”ノスタルジック海峡”の中のホーム・リンガ商会のページもご覧ください。
イタリアの建築家アルド・ロッシが手掛けた旧門司港ホテル。平成10年(1998)竣工。(Wikipedia)窓の開き方が面白いです。
西日がまぶしいねぇ。すっかり夕方になりました。
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