青森県弘前市から五所川原市を経て、津軽半島北端に至る国道339号(Wikipedia)には、日本で唯一の階段国道(388.2m、362段、標高差約70m)があります。
歌謡碑の向かい側にある駐車場に車を停めて、歩いてみて回りましょう。
昭和49年11月12日に国道指定されましたが、国道に指定される前の県道は坂道だったそうです。当時から車両の通行は出来なかったようで、坂の中腹の竜飛中学校までは階段があったそうですが、坂を上ったところに竜飛小学校があり、登下校時の児童・生徒の安全のために昭和60年頃に青森県が上の方まで階段を整備ました。(国土交通省東北地方整備局|青森県「階段国道」)
近傍には迂回できる林道もできたため、また、傾斜もきつく民家もあったため、改良工事をするよりもこのまま観光地としたほうが良いだろうという事になり現在に至っているそうです。(青森県外ヶ浜町観光ガイド(PDF))
真ん中の階段は階段村道で、上に見える建物は展望台です。
かつてはこの場所に竜飛中学校があったそうです。
手前の緑はアジサイの葉っぱです。
かつてこの奥に民家があったのでしょうか。
マツカワガレイとも呼ばれますが、龍飛岬マツカワは”外ヶ浜町三厩龍浜地区の恵まれた環境のもと、完全陸上養殖に成功した「マツカワ」の呼称。(外ヶ浜町「龍飛岬マツカワ」より)”
一緒についていたもずくも汁も美味しかったです。
「龍飛岬マツカワ」の養殖には、青函トンネル(最深部:海面下240m)の岩盤からの清浄な湧水を汲み上げ、かけ流しで利用しています。その水は、年間を通して水温と水質が安定しているため、「マツカワ」の生育に最適な環境となっています。さらに、岩盤から湧き出る地下水であるため、アニサキス等が寄生するリスクは非常に低く、健康的で身のしまった「龍飛岬マツカワ」にとって、必要不可欠なもの、それが龍飛の「清浄な湧水」です。
外ヶ浜町「龍飛岬マツカワ」より
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