鹿児島駅まで直線距離で2キロ弱の北北東に位置する「スターバックスコーヒー 鹿児島仙巌園(せんがんえん)店」に立ち寄りました。
スターバックス リージョナル ランドマーク ストア(HP)は、地域の文化を世界に発信する店舗の総称で、ここ、仙巌園店は、明治37年(1904年)に串木野村に串木野鉱山の事業所として島津興業により建造された、旧島津家芹ヶ野金山鉱業事業所であり、国の有形登録文化財です。
夜なので判別しにくいですが、玄関ポーチとその右側奥の屋根はふくらみのある「ムクリ屋根」です。
写真を撮って良いか尋ねたら、快く許可をいただきました。tanuがダークモカチップフラペチーノを頼んでいる間に徘徊します。
利用者が居そうだったので、中は撮りませんでした。
ざっと来歴をまとめますと以下の通りです。
明治37年(1904年)に串木野村(串木野町・串木野市を経て現在はいちき串木野市の一部)に串木野鉱山の事業所として島津興業により建造
大正12年(1923年)移築
昭和26年(1951年)に株式会社島津興業に社名変更後も本社屋として利用
昭和61年(1986年)現在地に移築
磯珈琲館(期間?)
平成11年(1999年)8月23日に登録有形文化財(建造物)に登録
平成29年(2017年)3月29日に、スターバックスコーヒー鹿児島仙厳園店がオープン
勉強が捗りそうです。
8時30分~17時00分の間開いていて、薩摩切子の製造工程の見学ができるようです。
この近辺は他にも反射炉跡地や旧集成館機械工場(国指定重要文化財)、登り窯跡、旧鹿児島紡績所技師館(異人館)など、面白そうな見どころ満載でしたが、時刻と日程の都合で諦め、フラペチーノを食べ終え先を目指したのでした。
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