塔のへつりへ向かっている途中、国道289号から放流の様子が見えたので、急きょダム部のダム見学が始まります。
7門のラジアルゲート、この日は一門だけ放流していました。
ラジアルゲートにはロマンを感じます。このダムは昭和10年に作られたとの事(福島県のホームページを検索。pdf 9ページ参照)です。
ごつごつとした岩の間に作られたダム。昭和電工(株)という企業のダムで、水力発電をしているダムです。
この時、回転灯が回り、ブザーのような音がしていました。制水門が動いているときの状態のようです。
企業のダムなので、ダムカードは無いのだろうと思っていましたが、ネットで調べるとダムカードがあるようです。(阿賀川河川事務所に問い合わせたところ、ここでは分かりませんと言われました。)直接インターホンで聞いてみるしかないかもしれません。
ダムの上流からの写真を撮ろうと、坂道を登っていると、いい感じの古い建物がありました。
カメラをもってうろうろしていると、奥からおばあさんが方言で声をかけてきたのです。「どこからきたの?」おばあさんはキヨコさんといいます。
キヨコさんのお話によると、この建物は昭和4年のもので、かつては材木問屋を営んでいたそうです。
旭ダムよりも古い建物です。
キヨコさんから「朝顔の種持って帰って植えて。これも旅の思い出だから。」と沢山いただきました。ありがとうございます。
食べても美味しくないそうです。
まだ穂は開いてません。
監視室のインターホンを押して、郵便物を届け終わった郵便屋さん。カラスが見送ります。
旭ダムは年末年始にライトアップしているそうです。昭和電工(株)旭ダムのイルミネーション(pdf)
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