上田 道と川の駅おとぎの里に立ち寄った際に手に入れたパンフレットに、近隣の観光名所が書かれていたので見て回ることにしました。(その時使ったパンフレットはどこかに行ってしまいました…)
まずは半過岩鼻です。長野県の天然記念物(上田市文化財マップ)です。岩は大昔火山活動でマグマが隆起してできた物との事です。
半過岩鼻と下塩尻岩鼻は、かつては繋がっており上流は大きな湖になっていたとの事です。半過岩鼻の上部は平たんになっており、平坦な場所には、天然記念物に指定された記念に千曲公園が作られました。
岩鼻の頂上にある千曲公園には通常の河川にあるような礫が見られるようですが、これは後から知ったので、しげしげと観察しなかったことが悔やまれます。
千曲公園
千曲公園まで車で行けます。道の所々に千曲公園への親切な道しるべがあり、迷う事はありません。
左には千曲川が見えます。
簡単施工のエキスパンドメタル製フェンスです。普通のフェンスのように寄りかかったりはできない頼りなさです。そうか、フェンスってこんなんでいいんだ!と思わせるフェンスです。
おっと、いのしかクンに感動して、何しに来たか忘れるところでした。
千曲公園は、眺望がすばらしいので登ってみることをおすすめします。
普通のフェンスもあります。本当に周囲をよく見渡せる場所です。ただ、草木が茂る時期だと見渡せない方角が出てきそうです。トイレは無いので事前に済ませたほうが良いでしょう。
半過公民館
地域住民の多くが奉仕作業で建設に関わったそうです。
手掘りトンネル
少し迷ったのですが、半過トンネルの入り口の下あたりにあります。
え?どこが??って思うじゃないですか。
立入禁止にする場所が手前過ぎじゃないですか…手掘りじゃないところぐらいまでは行けてもいいじゃないですか…
手掘り隧道(元祖半過トンネル)
当隧道は、明治42年(1909年)に完遂した、上半過と下半過を結ぶ安全な生活道でした。その後トンネル北側の出入り口より眺める、千曲の清流、渡し船の情景、北アルプスの遠望は、大正10年(1921年)に日本100景に選定されました。
手掘りトンネル入り口の看板より
反対側が気になりますよね。半過公民館を下ったところに県道77号が通ってます。現在車は通れませんが、徒歩なら通れます。ただ、崩落の危険があるため通行止めになっているので、自己責任で見てきました。
看板三兄弟の長男がひしゃげてます。岩が落ちてぶつかったのでしょうか…
影が長くなってきました。本当は渡しの跡地も見たかったのですが、どこにあるのか見つけることができませんでした。
ヤナ漁場
国道18号を少し進んでヤナ漁場付近で車を停めて歩きます。
秋に産卵のために川を下る魚を捕るのに効率的な漁法のようです。
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