今回は、昔話でおなじみの「姨捨山」の伝説が残る姨捨駅で途中下車しました。開業明治33年のこの駅は、厳しい勾配上の線路なので姨捨の駅に停車するために、スイッチバックで入ります。
スイッチバック通過可能形
勾配上にある本線から折り返し線が引き出されており、その折り返し線上に停車場が設けられている形態である。このため、停車場に用のない列車は折り返しをせずに本線上を通過することができる。
Wikipediaより
千曲川に有明山、善光寺平が一望できます。
駅のベンチも景色を見てほしい気持ちで一杯のようです。
栞と灰の縄
現在の駅舎は平成22年にリニューアルされたそうです。外にきれいなトイレがありました。
左の奥のちょっと高い位置に姨捨駅が見えます。
どんな花が咲いてたのでしょう。
松本行の停車する電車はだいたい1時間に1本なので、ちょっと悩んで引き返しました。
法面沿いの側溝から生えてました。何が実るんでしょうわくわくしますね。
名月かぁ~見たいですね。棚田に水を張ってる時期なんか田毎の月が見れるようですよ。棚田は1500枚あるそうで、棚田の保全活動によって後継者不足で荒廃した棚田も回復してきているそうです。(長野県千曲市 平成31年度姨捨「棚田貸します制度」オーナー会員募集)
もうすぐ午後3時半、さっきまで開いていた駅舎の案内窓口は閉まっていました。
そして気づいたのです。姨捨来駅記念券(千曲市PDF)なるものが200円で売っていたということに!さっきまで駅員さんいたのに…もっとちゃんと見てたら先に買ってただろう…(期間:4月1日~11月24日、午前9時~午後3時まで)
ふふ…名残こそ旅の醍醐味さ…そう自分に言い聞かせ、観光ガイダンスを流します。ツバメ達と私以外誰もいない駅舎にクレバーそうな女性の声が響きます。
さりげなくスイッチバックしてます。
棚田も見えますね。動画も作りましたので、良ければご覧ください。
動画内の路線図に誤りがあったので、正しい路線図を掲載します。
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