国指定有形文化財に指定されている上杉伯爵邸でお昼ご飯を頂きます。
上杉神社のすぐそばです
入口
スイーツのお店は道に面した場所にあります。邸内は見学自由です。
門
上杉伯爵邸は明治29年に作られましたが、大正8年米沢大火で類焼し焼失しました。その後再建し、東京浜離宮に依って造園された庭園が完成いたしました。
上杉伯爵邸の案内板
設計者は中條精一郎、施工は名棟梁江部栄蔵による作品とのことで、かつて、鶴鳴館(かくめいかん)と称され、皇族の御宿所ともなったそうです。
上杉鷹山公の胸像
コロナ対策はばっちり
縁側の窓も全開で、良い風が入ってきていました。
のんびりした場所です
献膳料理 月の膳3500円(税別)
私はせっかくなので、山形の郷土料理が楽しめるお膳にしました。
ぶどうの寒天(上)、米沢牛のいも煮(左)、紫蘇巻き(左下)、冷汁(右)
- ぶどうの寒天はぶどう感高く控えめな甘さ。
- いも煮は地域によっていろいろあるようですが、このいも煮は大根は入れず、豆腐が入っているのが元祖”いも煮”とのこと。
- 紫蘇巻きの紫蘇がぱりぱりっとして、中の味噌餡でご飯が進む。
- 冷汁は、米沢の冠婚葬祭で出されるそうです。ホタテの貝柱と干しシイタケで出汁をとり、季節の野菜を合わせるようです。食用花が入っていました。
米沢牛のローストビーフ
良い厚さで美味しかったです。
鯉のことこと煮(右上)、塩引き寿司(右真ん中)、みそ汁(右下)
- 鯉のことこと煮、食べるとほぐれて美味しかったです。
- 塩引き寿司は紅白なのでハレの日に出される郷土の祝い寿司なのだそうです。
うこぎご飯
うこぎは薬用効果のある低木の植物で、米沢の人たちは春の新芽を、天ぷらやあえ物にして食べるそうです。
米沢牛特製サーロインステーキ12,000円 (税別)
郷土料理に興味のないtanuは米沢牛を頼んでいました。
米沢牛
厚みが物足りなかったようですが、脂身はものすごく美味しかったそうです。
訪れたのは9月でしたが、お昼の時間という事もあって、結構人が入っていました。紳士な給仕さんがいて、なんだかいつもの食事と違う楽しさがありました。執事カフェに行ったことはありませんが、似た感じかもしれませんね。
写真を撮り忘れましたが、道の駅よねざわに、上杉伯爵邸で食事をするとコーヒーがサービスになる券があったので、コーヒーもいただきました。
庭園を散策
喫煙所もあるようです
所々に胸像がありました
池に鯉
水蓮も咲いていました
甌穴のある岩を削ったのでしょうか
門から眺めた舞鶴橋
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