能登半島にある七尾湾の下顎にあたる先に、観音島という小さな島があります。観音崎公衆トイレに車を停めて歩いて行ってみましょう。
続く3枚の写真は集合した穴の写真が苦手な方もいるようなので、小さ目で載せます。興味のあるかたはクリックすると画像が拡大します。
岩や木材に穴を掘って生活する貝を穿孔貝(せんこうがい)と呼ぶそうです。
穴の掘り方は、殻の外側のギザギザを利用して、回転しながら掘り進むそうです。英語ではboring shellと呼ばれます。
貝も成長するので、穿孔貝が一生の何割を穴を掘ることに使っているのだろうかと思いを馳せました。
丁度夕方で、鐘をたたいているご婦人がいました。聞くと地区の住民がお当番で鐘を鳴らしているそうです。
春(3月だったと思う)になると地区の人が集まってお祭りがあるそうです。
七尾市のマンホールはタイとカモメ
観音島から公衆トイレへ戻り、今度は観音埼灯台を目指します。
白い建物が見えてきました。
大正3年からここにあって、明かりを灯し続けているようです。
海上保安庁がもっと灯台を知ってほしいという願いを込めて、デジタル灯台カードを作っているようです。海上保安庁灯台カードデジタル
当時は事務所や宿舎も建っていたそうですが、自動化に伴い現在の状態になっているそうです。
避雷針のようです
温かみのある綺麗なトイレでした。右側の建物は私の大好きな、能登の特徴的な家屋です。
<参考>
- 日本地質学会 地質マンガ 穿孔貝とは
- 穿孔性二枚貝カモメガイの形態変異と岩石の硬さとの関係伊藤泰弘京都大学理学部地質学鉱物学教室(PDF)
- nature communicationsDiscovery of a silicate rock-boring organism and macrobioerosion in fresh water
- ほっと石川旅ネット 観音島
- lighthouse-japan.com 能登観音埼灯台 NOTO
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