なまはげ館を出て、近くの真山神社へ向かいます。
真山神社は特異神事として、なまはげの柴灯祭(せどまつり)を行っており、柴灯(さいとう)場があります。2022年は、2月11日~13日に行われます。
平安末期から続く真山(しんざん)神社の主催神は、瓊瓊杵命(ににぎのみこと)、武甕槌命(たけみかづちのみこと)。合殿神は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)、豊受大神(とようけのおおかみ)、豊玉毘女神(とよたまひめのみこと)、少彦名神(すくなひこなのみこと)、大山咋神(おおやまくいのかみ)、大名持神(おおなもちのみこと)、塞神三柱神(さえのみはしらのかみ)。
一本の杉をくりぬいて作られた丸木舟は、別名「えぐり舟」とも呼ばれていて丈夫なので、岩礁の多い日本海側で利用されていました。このえぐり舟は、昭和20年以前に真山の杉を用いて製作されたもので、男鹿市の文化財としても登録されています。
鬼瓦もなまはげに見えてきます。
菅江真澄は三河で生まれ、東北を中心に旅を続けた江戸後期の旅行家であり博物学者。70冊にも及ぶ旅行記、風俗、民族の記録や、風景、民具の絵などを残しました。後に菅江真澄遊覧記(東洋文庫)として出版されました。
見つけられるか不安だった榧の木は、独特のオーラを放っており、決して見逃すようなものではありませんでした。
榧の木は伸びるのに時間が掛かるけど、寿命は長いそうです。
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