来訪神なまはげ(過去記事)で有名な男鹿半島の付け根には、かつて日本第2位の220k㎡だった海跡湖である八郎潟がありました。その八郎潟を農地用に干拓し、陸地化した「大潟村(公式HP)」があります。かつての八郎潟の内側にぽっかり浮かんだように見える世帯数1,144の村です。
大潟村は八郎湖に浮かんでおり、八郎湖は東部承水路、西部承水路、八郎潟調整池からなっており、48.3 km²の面積は日本の湖沼18位となっています。干拓により防潮水門ができ、汽水は淡水に変わりました。
船越水道に設けられている防潮水門。右岸側は男鹿市に属しており、防潮水門の手前に架かる橋は通行止めでしたが、フェンス越しに眺めると、水鳥パラダイスでした。
あの辺りには男鹿市総合観光案内所(過去記事)があるようです。男鹿市に入ったら真っ先に出迎えてくれるジャンボなまはげの像があるところです。
付近にモーターを積んだ小舟が結構ありましたので、係留するためのものかもしれません。
洪水吐ゲートが12門、放流ゲートが右岸と左岸に各1門が備えられており、魚道が2か所、舟通し(閘門)が1か所あるようです。
水鳥たちがイージー餌場として利用しているようで、うらやましいような憎たらしいような気持ち。
八郎潟調整池。海かなと思うような広い湖です。
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