この地図の国道の100mほど上流(左側)には滑滝と言う名所があります。今回は橋の上から見えたなだらかな滝と、岩の状態が面白くて、偶然撮影したのですが、あと100m上流に行ってれば…と、少々勿体ないことをした気持ちのまま書きます。
摺上川ダムに行く途中に気になっていたので、摺上川ダムを見学した後tanuに頼んで寄ってみました。
橋の上からでも滝っぽい雰囲気が楽しめますが、この先100mほど行けば、もっと楽しい滝が待っていたのです…知らなかった。近くにはキャンプ場も有り、夏には涼を求めて人が集まるスポットになっているそうです。
とはいえ、写真は橋の上からの物です。手前に丸い穴が見えますか?滝など流れのある場所の岩に丸い穴が開いていることがありますよね。甌穴(おうけつ)、ポットホール(pot hole)とも言います。
中に礫が残っているように見えます。
甌穴(おうけつ)とは
河底や河岸の岩石面上にできる円形の穴。ポットホール(pot hole)、またはかめ穴(かめあな)ともいう。
河底や河岸の表面が硬い場合、表面に割れ目などの弱い部分があるとそこが水流による侵食のためにくぼみとなる。このくぼみの中に礫が入ると渦流によってその礫が回転し丸みを帯びた円形の穴に拡大する。その後川底が侵食の影響で下がり、甌穴のできた場所は水面より高くなる。その結果、甌穴が地表に見られるようになる。
旅は楽しいです。心残りがあるほうが、また訪ねる楽しみにもなるので。
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