錦秋湖の上流に湯田貯砂ダム(錦秋湖大滝)があります。上流部の山腹崩壊による堆砂の速度が速まる懸念があったため、平成14年(2002年)に完成された貯砂ダムです。
目的は砂防ダムと同じですが、流れ落ちる滝の中を通れる珍しい貯砂ダムになっています。
錦秋湖大滝という愛称は公募の結果2014年に決まったそうです。
この位置でも水が落ちる音が大きく聞こえます。
通行できる時間は9:00 – 17:00です。
ダムの壁で魚が遡上できなくなりますので、このように魚道を作って遡上の助けをします。
川の臭いがします。川魚の臭い。飛沫が割と中にも吹き込んできます。滝の裏側を通れるのは7月~9月下旬までのようですが、今年はダムの水位が低い状態が続いているので、10月でも通ることができるようです。(もう通れなくなりました。)
北上川ダム統合管理事務所
※例年、錦秋湖大滝は、7月1日~9月30日までの一般開放となりますが、H30年は水位が低いことから、 10月1日以降も、滝の中の歩行ができる状態となっています。
(通路水没(貯水位222m以上)または80m3/s以上の流入量があり次第、通路通行は閉鎖となります)
流入量・貯水位リアルタイム情報
滝の音、轟轟轟音、go go go on
あの橋を赤い車でも通ればな…と思いながらしばらくカメラを構えていました。
廂から垂れ下がっているのは緑色した藻のようなものです。滝の中を通れるように、上流部は厚めのコンクリートで打設してあります。
右岸側に設置してありました。
錦秋湖の生き物たち
tanuに留まったら嬉し気にしてました。
貯砂ダムカードは、ほっとゆだ駅向かいの湯夢プラザ内観光案内所にて配布されています。湯田貯砂ダムのダムカード持参でも道の駅錦秋湖のダムカレー50円割引されますよ。ダム好きには一押しのダムカレーです。
ほっとゆだ駅は、銭湯併設の珍しい駅です。入浴料は300円。シャンプーとボディーソープは備え付けがあります。銭湯の中には信号機があり、電車の来る時間が迫ると点灯して教えてくれるようです。(私が入ったときは次の電車まで時間があったためか、点灯していませんでした。)
ここで、珍しい貯砂ダムカードを貰います。
カード右上の「貯砂」が新鮮です。錦秋湖大滝のライトアップフェスティバル(PDF)を今年は7月28日と29日に行っていたようです。
綺麗ですね。デートにピッタリですね。もし告白するなら轟音の滝の中はお勧めしません。相手には聞こえないでしょうから。
良ければ動画もご覧ください。
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