【岩手】湯田貯砂ダム

錦秋湖の上流に湯田貯砂ダム（錦秋湖大滝）があります。上流部の山腹崩壊による堆砂の速度が速まる懸念があったため、平成14年（2002年）に完成された貯砂ダムです。

湯田貯砂ダム案内板

目的は砂防ダムと同じですが、流れ落ちる滝の中を通れる珍しい貯砂ダムになっています。

9月下旬ですがアジサイが咲いています

錦秋湖大滝

錦秋湖大滝という愛称は公募の結果2014年に決まったそうです。

左岸からの眺め

この位置でも水が落ちる音が大きく聞こえます。

降りてみましょう

通行できる時間は9:00 – 17:00です。

この位置から左を見てください

魚道が見えます

少し移動して魚道全体

ダムの壁で魚が遡上できなくなりますので、このように魚道を作って遡上の助けをします。

滝はこんな感じ

滝の裏側

川の臭いがします。川魚の臭い。飛沫が割と中にも吹き込んできます。滝の裏側を通れるのは7月～9月下旬までのようですが、今年はダムの水位が低い状態が続いているので、10月でも通ることができるようです。（もう通れなくなりました。）

北上川ダム統合管理事務所

• ※例年、錦秋湖大滝は、7月1日～9月30日までの一般開放となりますが、H30年は水位が低いことから、 10月1日以降も、滝の中の歩行ができる状態となっています。
  （通路水没（貯水位222m以上）または80m3/s以上の流入量があり次第、通路通行は閉鎖となります）
  流入量・貯水位リアルタイム情報

チラッ

滝の音、轟轟轟音、go go go on

水のカーテン

あの橋を赤い車でも通ればな…と思いながらしばらくカメラを構えていました。

振り返ったところ

廂から垂れ下がっているのは緑色した藻のようなものです。滝の中を通れるように、上流部は厚めのコンクリートで打設してあります。

右岸の様子

階段を登らず出てみます

右岸からの眺め

櫛で梳いたような滝です

ダムカードに納まる事が出来ます

右岸側に設置してありました。

戻ります

湯田ダム詳細

錦秋湖の生き物たち

手乗りトンボ

tanuに留まったら嬉し気にしてました。

強い風にあおられる翅

アオサギ

カワウ

貯砂ダムカードは、ほっとゆだ駅向かいの湯夢プラザ内観光案内所にて配布されています。湯田貯砂ダムのダムカード持参でも道の駅錦秋湖のダムカレー50円割引されますよ。ダム好きには一押しのダムカレーです。

ほっとゆだ駅

ほっとゆだ駅は、銭湯併設の珍しい駅です。入浴料は300円。シャンプーとボディーソープは備え付けがあります。銭湯の中には信号機があり、電車の来る時間が迫ると点灯して教えてくれるようです。（私が入ったときは次の電車まで時間があったためか、点灯していませんでした。）

向かいの観光案内所

ここで、珍しい貯砂ダムカードを貰います。

湯田貯砂ダムカード

カード右上の「貯砂」が新鮮です。錦秋湖大滝のライトアップフェスティバル（PDF）を今年は7月28日と29日に行っていたようです。

綺麗ですね。デートにピッタリですね。もし告白するなら轟音の滝の中はお勧めしません。相手には聞こえないでしょうから。

ほっとゆだ駅前の風景

良ければ動画もご覧ください。