宅内でファイルの共有をする必要が出てきたので、方法を考えてみました。
- パソコンの一つにファイルを置いてWindowsで共有
- USBメモリで受け渡し
- NAS
1はデータのあるパソコンを起動している時にしか使えないので却下。
2は面倒なので却下。
3は方法としては一番良いのですが、一番安いものでも1万円くらいはします。しかもその位の価格帯のものはCPUもシングルコアであったり、性能も低めの物が多いようです。ファイルを共有するだけなら十分だろうと思うのですが、折角ならもうちょっと性能が高いものを買って、ファイルサーバー以外にも色々やってみたい。しかしそうすると1万円では済まなくなってしまいます。
そんな事を考えていると、ふとネットワークルーター(NEC Aterm WR9500N)にUSBメモリなどを挿して使えるファイル共有機能がある事を思い出しました。早速手持ちの8GBのUSBメモリを使って実験してみたところ、5MB前後の画像ファイルの読み込み程度なら十分実用になりそうだったので、この方法で進めていくことにしました。
そこで余っている500GBのHDDを使えないかと調べてみると、内蔵用の3.5インチHDDをUSB接続に変換出来るケースがあるようです。その中からUSB3.0対応で冷却性もそこそこありそうなオウルテックの黒角 OWL-ESL35U3S2-BKに決めました。
開封と組み立て
それでは開封していきます。
一番上には取扱説明書です。
次に本体が出てきました。
仕切りの白い厚紙を取り出すと・・・。
残りの付属品が暴れていました。
本体、スタンド、ACアダプタ、USBケーブル、HDD固定ネジ、カバー固定ネジ。
ACアダプタは株式会社ライフエッグの Nalin NLD200120W1J3。出力は12V2Aとあります。
それなりの冷却が期待できそうな放熱口。
背面には、USB差込口、アクセスランプ、電源スイッチ、電源差込口、と並んでいます。
カバーは背面に向かってスライドすると開くようになっています。
外れました。
裏面も同じように外していきます。
両面のカバーがはずれました。
このHDDを取り付けていきます。
まずは基盤を左に見て右隅に置きます。
左にスライドすると接続されます。
同封されている銀色の方がHDD固定用のネジです。
HDDを支えながら裏返しネジどめしていきます。
4点とめれば固定完了です。
カバーを戻していきます。
ひっくり返して表面も同じように。
カバーを取り付けます。
カバーを取り付けたら、本体を起こします。
同封の黒い方がカバー固定用ネジです。
片側2箇所、計4箇所ネジどめします。
固定できました。
スタンドは本体を差し込むだけで固定できます。
固定出来ました。
USBケーブルとACアダプタを差し込みます。
あとはACアダプタをコンセントに差し込んで、USBケーブルを使用する機器に繋げば完成です。私はルーターに繋いで、無事共有することが出来ました。
まとめ
このケースは接続機器との電源連動のみなので、今回のようなルーターとの接続では自動停止しません。私は他での使いまわしを考えて、USB3.0対応のこちらにしました。
ルーターとしか接続しないのであれば、玄人志向のGW3.5AA-SUPがUSB2.0までの対応ですが、アクセス連動機能付きなので自動停止してくれそうです。ネット上での評価も上々で、速度もルーターの共有機能での使用程度であれば十分そうなので、こちらの方が良いかと思います。
コメント