【Windows】GIMP+Cubism Editor2+FaceRig+FaceRig Live2D module

もの

なるべくお金をかけずにVtuberのアバターを作りたい人向けに、GIMP、Cubism Editor2、FaceRigを使って動かすまでを書いていきます。ここでできるのは首から上を動かすアバターです。

使うもの

大雑把な流れ

  1. (GIMP)パーツごとのレイヤーを作り、psdとpngの二つのファイルを作る
  2. (Cubism Editor2)アバターを作る(ポリゴン、動きの設定)
  3. (FaceRig)アバターを読み込みカメラと連動させる

まずPSDファイルを作成します

Photshopがある人はそれを使ってください、psdとpng形式に出力できる画像加工ソフトがあれば何でもいいです。

私はGIMP2.8を使っていますが、今は2.10が最新バージョンのようです。何も持ってない方にはGIMPおすすめします。GIMP2.8の解説サイトですが、とても詳しいので使い方の参考にさせていただいています。GIMP2.8へのダウンロードリンクもあります。GIMP2を使おう

gimp

gimp

こんな感じのざっくりした顔を作ります。レイヤー(顔)、左目、右目、口の4つのレイヤーでできています。これをpsd形式にエクスポートします。最初にある背景レイヤーは削除してあります。

同じ要領でpng形式のファイルもエクスポートします。

Cubism Editor2でアバターを作ります

最新版はCubism Editor3ですが、何故かダウンロードできなかったので旧製品のCubism Editor2を使います。Free版として起動します。

読み込んで色々設定します

公式サイトのチュートリアルを参考にしました。

ポリゴンを作ります(テクスチャの編集)

動きを登録します(デフォーマを作成、パラメータ設定)

mocファイルで書き出します

mocファイル書き出し

mocファイル書き出し

ファイル→mocファイル書き出しクリック

青く反転している3つがFaceRigで使うファイルです。

  • kaodake.1024(フォルダ)
  • kaodake.moc
  • kaodake.model.json

ダウンロードしてインストールします

会員登録した後、STEAMをインストールする必要があります。STEAMにアクセスしてFaceRig(¥1,480)/FaceRig Live2D module(¥398)をダウンロードします。

インストールには回線やPCのスペックなどありますが、私は思いの外時間がかかりました。1時間ちょっとかな。

作ったファイルを置き換えます

インストールが終わったら、先ほど作ったmocファイルなどをFaceRigにぶち込みます。

Program Files\Steam\steamapps\common\FaceRig\Mod\VP\PC_Common\Objects

  1. 既存フォルダをどれでもいいのでコピーします。
  2. フォルダの名前を自分が作ったファイルの名前(ここではkaodake)に変更します。
  3. フォルダをダブルクリックして開きます。

  • cc_namse_hijiki.cfg
  • ico_hijiki.pngの2つのファイルを残します。(ここではhijiki.model.jsonがありますが、削除です。)

先ほど作ったmocファイルのセットをドロップします。

リネームします

  • cc_names_自分が作ったファイル名.cfg(cc_names_kaodake.cfg)
  • ico_自分が作ったファイル名(ico_kaodake)

cc_names_自分が作ったファイル名.cfgをテキストエディタで開き、中の記述を自分の名前のファイルに置き換えます。

赤字部分を自分が作ったファイル名に変えます。2番目の大文字になってる部分は書式に従います。上書き保存します。

次はアイコン画像を変更します。ico_自分が作ったファイル名.pngをWindowsのペイントを起動して、キャンバスにドロップします。

ペイントツールをクリックして、Ctrl+Aで全部選択し、Deleteキーで白くします。そのまま上書き保存しても構いませんし、分かりやすく目印を入れてから上書き保存しても良いです。

Webカメラの準備をして、FaceRigを起動します。

LAUNGHをクリックします。

アバター選択

アバター選択

自分のアバターを選びます。

カメラが顔を認識すると、画面のアバターと同期します。背景を緑にしておくと、汎用性が高いでしょう。

テクスチャの編集、デフォーマ、パラメータの設定を細かく設定すれば、もっと表情を付けることができそうです。自分の作ったアバターが自分の動きに合わせてくるのは楽しかったです。

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