【長野】稲核地区の風穴
道の駅風穴の里の案内通りに車で行って見ることに。徒歩でも7~8分との事で、道の駅の裏手にある太鼓橋を渡って行けるようです。

国道158号沿いには、家庭用の風穴もあちこちに見られますが、道の駅そばの松本市内の酒造3社が利用している風穴は一般公開しています。

太鼓橋が見えたら、すぐにわき道に入ります。

標識まで道の駅風穴の里の木工精神が!

風穴(ふうけつ・かざな)
(略)崖錐地形と呼ばれる礫間から冷気が出る洞窟がありました。(略)表土を削り扉と屋根を付け壁を石積みにした半地下の室を作り、湧出した冷気を満たした天然の冷蔵庫(略)真夏でも10度以下を保つことができました。
道の駅風穴の里設置のリーフレットから引用


この室は松本市内の3つの酒蔵が利用しているので、杉玉が飾ってあります。杉玉は、新酒ができたことを知らせ、最初は緑の杉玉の色が枯草色に変遷することで、熟成具合をお知らせするためのものなのです。

寒いです!

休憩所の横のドアを開けて隣の室に入ります。

この隙間から冷気が常に出てくるのです。右側の格子の向こうには日本酒が貯蔵されています。

岩に完全に埋まったような室も同じようなのか興味があります。


この温度が一年中一定で保たれているというのがすごいです。

この室はお酒がメインでしたが、もう一つの風穴は地元の野菜などの漬物の貯蔵に利用されていました。


こちらは天井の薄い板がはがれてきておりました。

蚕の卵の保存は風穴巡りすると良く見聞きします。とても合理的です。
外に出ると、木にリスのような生き物が登っていくのが見れました。tanuに話しても信じてくれなかったのですが、居そうな場所を伝えると、そろそろと近づき
「いる」
と言って撮ってくれた一枚

お腹は白っぽいので多分ニホンリスかなぁ…冬毛でフワフワしてました。
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