【東京】奥多摩 川野ロープウェイ 三頭山口駅【廃墟】

廃墟

東京都の奥多摩町に廃ロープウェイがあると聞き、興味がわいて調べてみました。正式名称は「川野ロープウェイ」と言い、小河内観光開発という会社が運行していたようですが、1962年に運行開始後わずか5年ほどで休止され、以後放置されているそうです。現在は廃墟や心霊が好きな人達が訪れる、観光名所となっているようです。

小河内観光開発 – Wikipedia

今回は三頭山口駅を訪れました。川野駐車場に車を停めて、歩いて現地へ向かいます。

川野駐車場

川野駐車場

川野駐車場のトイレと鉄塔

川野駐車場のトイレと鉄塔

便所の看板

便所の看板

最近では減ってきているように思う「便所」表記です。

奥多摩周遊道路の看板

奥多摩周遊道路の看板

公衆電話

公衆電話

もし何かあっても連絡が出来ます。

三頭山口駅への入り口

三頭山口駅への入り口

緑に隠されて、駐車場からも駅の建物は見えづらくなっていました。案内の看板などもありません。

三頭山口駅へ続く階段

三頭山口駅へ続く階段

見えてきた建物

見えてきた建物

コンクリートの階段は始めだけで、ほとんどは足場の悪い土の地面になっています。木の根っこが飛び出ていたり、ガラスの破片が散乱している場所もあるので、しっかりした靴を履いて行った方がいいと思います。

駅の建物

駅の建物

三頭山口駅正面1

三頭山口駅正面1

入口の扉は開け放たれ、いかにも廃墟という様子。

三頭山口駅正面2

三頭山口駅正面2

電気の配管と電線

電気の配管と電線

電力メーターの跡でしょうか。

木製のカウンター

木製のカウンター

建物に入ってすぐにある木製のカウンター。ここで乗車券を販売していたのでしょう。

押釦スイッチ

押釦スイッチ

カウンターの左上にある押釦スイッチ。電線が切れてしまっています。

穴だらけの壁と錆びた配管

穴だらけの壁と錆びた配管

奥に行ってみます。

トイレ

トイレ

奥にはトイレがありました。ここで写真を撮っていると、コウモリが飛んできて驚いて声をあげてしまいました。

改札口

改札口

駅員さんは居ません。

ロープウェイ仕様

ロープウェイ仕様

ホームへ続く階段

ホームへ続く階段

足元注意を促す看板

足元注意を促す看板

一部が剥がれ落ちた天井

一部が剥がれ落ちた天井

足元よりも頭上の方が危なそうです。

みとう号

みとう号

階段を降りると見える「みとう」号。

みとう号後面

みとう号後面

50年以上ここに居ます。

みとう号横

みとう号横

残ったガラスは一枚だけ。

みとう号前面

みとう号前面

ガラスのない前照灯

ガラスのない前照灯

車内床面1

車内床面1

車内床面2

車内床面2

車内天井1

車内天井1

車内天井2

車内天井2

木に塞がれた進路

木に塞がれた進路

しばらく眺めていました。

ホーム全体

ホーム全体

ところで上の写真の奥の壁見て、何かお気づきになりませんか?

お分かり頂けましたか?

現地に居る時は全く気が付かなかったのですが、戻ってGooglemapで川野駐車場の所を見ていると、投稿されている写真の中に気になるものを見つけたのです。

場所は確かに三頭山口駅のホームですが、奥の壁には微笑む女の子の様な顔が写っています。この写真は2016年4月に投稿されたもののようです。

機械室横の壁

機械室横の壁

そしてこれが今回撮影したものです。よく見てみると、確かに女の子の様な顔の形が見えます。2016年4月から約1年半の間に、誰かが女の子を消しに来たということになります。場違いな存在が許せなかったのでしょうか。

機械室入口

機械室入口

機械室内

機械室内

帰り際の改札口

帰り際の改札口

そろそろ戻ります。

帰り際に見つけた錆びたワイヤー

帰り際に見つけた錆びたワイヤー

支えていた相手はもういません。

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