私たちの旅の移動を支えるBKアクセラスポーツ。まだまだ快調な愛車ですが、中古で購入してから2年が経ち、シフトノブ表面の革の痛みが悪化し、べたべたし始めました。
シフトノブごと交換することも考えたのですが、今ついているものは気に入っており不満はありません。レバーの操作感が変わるのも嫌だと思い、自分で修理することにしました。
早速べたべたの原因である革を剥がします。
エポキシパテで隙間を埋める
剥がしてみると、シフトノブは分割構造になっていました。このままでも使えるのですが、ゴミが入ったりしそうなので、隙間を埋めて少し厚みを足していきます。
ホームセンターで見つけたセメダインのエポキシパテを使ってみることにしました。耐熱用である必要はないと思います。
中にはパテの入ったプラケースと作業用のビニール手袋が入っていました。
サイズがぶかぶかで作業時苦労しました。手のサイズにぴったりのぴったりの手袋を用意したほうがいいと思いました。
プラケースの蓋を取ってパテを取り出します。
カッターナイフで必要な分だけ切って、残りはケースに戻します。
パテ表面に巻いてあるビニールを剥がし、付属の手袋をつけて色むらが無くなるまでこねました。
今回使用したパテは60分で硬化するようです。時間の経過とともに、じわじわと固くなっていくパテと格闘しながら、何とか盛り付けました。
途中、付属の手袋が破れる事故があり、家にあった手にぴったりのビニール手袋に交換したところ、今までのは何だったのかと思うほど作業が楽になりました。
完全硬化したパテを削る
後日、完全にパテが硬化したところで、150番と320番の耐水ペーパーで削って形を整えます。
うすづけパテを盛って細部を修正
うすづけパテで細かい傷やへこみを埋めて、320番の耐水ペーパーで磨いていきます。
パテを盛っては削ってを繰り返しました。
色付け
次はアサヒペンのラッカースプレー つやけし黒で色を付けていきます。
シフトパターン部分だけマスキングをして、5回くらい塗り重ねました。
液体コンパウンドで磨く
本当はウレタンクリアーで仕上げたいのですが、値段が高く一日で使い切らないといけないので、後日何かと一緒に塗装することにして、今回は磨いて終わりにします。
使うのは家にあったホルツの液体コンパウンド。ボロ布に少しずつつけながらゴシゴシ磨きました。
艶消しの黒も磨くとこんなに艶が出るんですね。
磨くという行動には中毒性があるのでしょうか。磨いていると楽しくなってきて、無駄につやつやさせてしまいました。そしてあとで後悔することに・・・。
お待ちかねのシフトノブを取り付けていきます。
ノブだけつやつやして妙な姿になりました。色々なものが写り込んでいます。
つやつやにするのは上部だけにすればよかったと、少し後悔。ですが、運転中はまじまじと見るものでもなく、つやつやの手触りが最高なのでひとまず良しとすることにしました。
コメント
ちょうど、シフトノブの修理を行おうと検索したところ
こちらのページにたどり着きました。
たいへん参考になりました。
ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
お役に立てて嬉しいです。