JR富岡駅から徒歩15分ほどの位置にあります。(東京電力廃炉資料館公式HP)
2階が「記憶と記録・反省と教訓」をテーマで、1階が「廃炉現場の姿 」となっています。撮影不可な場所を確認しつつ、展示内容を尋ねると映像がメインで、全部しっかり見ると2時間かかる内容とのことです。
2階から見ることをお勧めしますとのことだったので、2階へ。
訪れたのはゴールデンウィーク中であったので、来館者も多かったです。
停電して、最後は懐中電灯で観測可能な計器のデータをメモしていました。明るい中央制御室の電気が徐々に消えていくのは心細かったです。
1~4号機に起きた事故対応の経過や、事象を解説するビデオがありました。経過一覧の展示もあります。(廃炉資料館のHPでも見ることができます。)
第一原発は、電源喪失したことが最大の不幸であったと思いました。後はもうひたすら命令系統や人手不足人材不足によるものという印象を受けました。
事前に講じることができた対策はいくつもあったという反省。
1階へ移動します。1階は廃炉の状況などの展示になっています。
今年の2月に欠片に触れました。この結果を踏まえ、どうやって大量に取り出すかの検討に入ります。廃炉作業は何年もかかる作業になるようです。
原子炉格納容器内の堆積物を調査します~2号機原子炉格納容器内部調査(TEPCO動画アーカイブです)
それぞれ廃炉作業に適した構造になっているようです。
放射能鉱物にあてると、大きな音がして針が触れます。
311東日本大震災の時、福島第一原発ではいったい何が起きていたのか、これからどうしていくのか、考えさせられる事が沢山ありました。
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