伊吹山への旅の始まりは、ひょんなことから起きたのです。
そりゃないよ…怪しい侍人形の合戦風景楽しみにしてたのに…。tanuが心なしか嬉しげなのがシャクに障りました。
今日は営業していないと分かるとtanuがはりきりだしました。すぐそばに伊吹山ドライブウェイがあることに気付いていたのです。tanuはドライブウェイが好きなだけで、伊吹山にはあまり興味がないようでしたが、着いたら登ろうとするのは目に見えています。今日は登山気分じゃないのよ、ウォーランド気分だったんだもの。等と抗議をしてみましたが、結局伊吹山ドライブウェイ(普通車料金3,140円)を使ってみることになりました。伊吹山ドライブウェイのドラレコ動画(25分)良ければご覧ください。
道すがら、料金は岐阜側でとるけど頂上は滋賀だから、収益は折半なのかななど喋ってました。後からよくよく調べて見ると、民間の日本自動車道株式会社というところが管理運営しているようです。
ターンパイクにもこういうのあったなぁと思いながら、トイレ協力金という募金箱があり、小銭を入れました。
伊吹山の標高は1,377 m。
tanuの分と合わせて600円入れました。私たちの前を歩いていたおじさんは気づかなかったのか、そのまま歩いて登って行きました。
伊吹山は薬草の宝庫と呼ばれていて、伊吹山頂草原植物群落は、国の天然記念物としても指定されています。
なんとなくハリー・ポッターの魂を吸う黒い影の「ディメンター」を思い出します。
利用しませんでしたが、協力金の箱があるようです。
時期が悪かったのか、あまり見つけることができませんでした。
視界がすっかり雲で白っぽくなっています。割と寒かったのですが、tanuは名糖のソフトクリームを食べていました。
日本武尊が伊吹山の神を倒そうとして、返り討ちにあったという神話が残されています。
滋賀県で昭和56年にびわこ国体が開催され、この地で太陽光を集めて採火し、びわこ国体炬火リレーが行われました。
三角測量に用いる際に経度・緯度・標高の基準になる点。設置年明治18年。石の柱の上に十字があるものがそれです。全国に約1000点あるうちの一つがここに!6月3日は測量の日とありました。「測量法」が昭和24年6月3日に公布されたことに基づくそうです。
この付近にかつては伊吹山測候所という気象観測施設があったそうです。観測衛星ひまわりの登場や、観測技術の発達もあり、徐々にその役目が少なくなり、平成13年3月31日にその役目を終えたそうです。
また、この地で昭和2年(1927年)2月14日に1,182cmの積雪を観測し、日本のみならず最深積雪世界一を記録しています。
コイブキアザミは伊吹山の頂上付近で見られる日本固有の種とのことです。
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