青森県の公園計画図~津軽国定公園~を見ていただくと分かるのですが、津軽国定公園は海岸部と山岳部、湖沼群等からなる25,966ヘクタールの広大な地域になります。東京ドーム換算で5,553個分です。
屏風(びょうぶ)山地域は、津軽半島西海岸の七里長浜に沿って鯵ケ沢町から十三湖に至る南北約30キロメートル、東西約3~5キロメートルにおよぶ砂丘地帯。かつては日本海からの潮と砂で農作物の育たない不毛地帯でしたが、江戸時代初期、天和元年(1681年)から防風・防砂、水源涵養(かんよう)のために植林が行われ、盗伐にあいつつも復興を果たし今に至ります。
①平滝村廃村跡
平滝沼公園の駐車場に車を停めて、見て回ります。平滝沼公園と亀ヶ岡運動公園は道路を挟んで隣り合っています。
②平滝沼
今回はベンセ湿原には寄れませんでした。
写真のタイムスタンプを確認したところ、2023年5月3日17時57分でした。
上の地図にもありますが、岩木山山頂から直線距離で、だいたい25kmぐらい離れた位置になります。
笹が印象的です。
③亀ヶ岡運動公園
平滝沼公園と、亀ヶ岡運動公園は昭和50年ぐらいから桜を植えて徐々に増やし、現在は1200本の桜を楽しむことができるそうですよ。岩木山を眺めながらのお花見いいですね。訪れた時は5月ですが、いろんな種類の桜が長く楽しめるようです。
つがる市には8月下旬に開催される馬市まつりというものがあり、馬が荷を引く馬力大会がここで行われるようですが、毎年開催なのかどうかまでは分かりませんでした。(去年は馬力大会は無かったようです。)
④野崎池
ヘリテージじゃないですか。つがる市が所有して管理しているため池のようです。
駐車場へ戻ります。この辺一帯をもっと見て回りたかったのですが、今回は叶いませんでした。また次回のお楽しみにとっておきましょう。
参考:陸奥新報「守り継がれた屏風山=70」|徳川林政史研究所「津軽地方の屏風山と野呂武左衛門(PDF)」|J-stage「津軽屏風山砂丘地帯の地形について 角田清美(PDF)」
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