鹿児島県は西に薩摩半島、東に大隅半島を有しており、大隅半島をひたすら南を目指してたどり着くのが佐多岬です。今回は見所が多かったので複数回に分けてご紹介します。
今回は「本土最南端」と「佐多岬観光案内所」の二つです。地図だと右上のあたりです。
訪れたのは2023年11月17日、道の駅根占を後にして本州最南端を目指します。
霧島錦江湾国立公園(Wikipedia)は鹿児島県と宮崎県の8市3町にまたがる広大な国立公園です。
先ほどの広場から150mほど南下すると佐多岬観光案内所があります。駐車場の中に大きなガジュマルの木が生えているのが特徴的です。
佐多岬観光課に問い合わせたところ、把握している範囲では樹齢80年は経っているとのことでした。
この後も佐多岬界隈で方々にガジュマルの木を見るのですが、ガジュマルの北限が種子島や屋久島であるならば、これらは自生したものではないという事なのでしょうか。
佐多岬まで来ると、植生が一気に変わったような雰囲気になってきます。
鹿児島県には2つの枇榔島と呼ばれる無人島があり、肝属郡南大隅町と志布志市にあります。どちらも全島がビロウ(ヤシ科の高木)林で覆われており、亜熱帯性植物群落が特徴です。また、宮崎県にも枇榔島があり、こちらも無人島です。
佐多岬観光整備事業によって現在のように観光案内所、展望広場、駐車場からなる設備が整えられました。平成29年(2017年)7月22日から供用開始されました。(一般社団法人九州地方計画協会)
観光案内所にはお土産やコーヒーやソフトクリームなどを提供するちょっとした売店もありました。観光案内所の右手にトンネルがあるのが見えますか?あそこから展望台へ行くのです。
私はコーヒーと小さなケーキを買って食べました。ついでに佐多岬のマンホールを模したマグネットも。
ここからは観光案内所付近の植物や昆虫をご紹介します。
次からは虫が出ます。
コメント