【群馬】碓氷峠鉄道文化むら(後編)
前編からの続きです。前編の見どころは、トロッコ列車で行く明治の香り残る旧丸山変電所、鉄道展示館にはアプト式ラックレールの展示と歯車を装着したアプト式電気機関車ED42、回転変流器などです。

鉄道展示館を出ると、展示館の横に手こぎトロッコがありました。何やら楽しそうなので寄っていきます。

二人で漕ぐようですが、tanuも私もアホ面晒したくないので同じベンチに腰掛け、tanuが漕ぎ私が撮影することにしました。リアルではアホな二人組の姿を晒しつつホラーなトロッコを漕ぐ動画を良ければどうぞ。(約15秒)
一応100円入れたのですが、もしかして入れなくても動くんじゃ…という疑惑が乗った後に沸きました。
トロッコに乗った後は、奥にある目玉屋外展示スペースへ向かいます。そこには沢山の車両が展示されているのです。

見かけない車両です。JRのはたらくくるまでの紹介はないようです。
昭和56年度決算検査報告 新幹線用トンネル巡回車の仕様について
(略)すなわち、この巡回車は、トンネル内の軌道、電車線設備等の巡回点検について、トンネル内の路盤中央部に設置されたU型保守通路(幅1m、深さ約1m)を走行しながら車中から目視点検できるように設計されたもので、トンネル延長が1kmを超える合計33(連続する小トンネルは1群としたもの)のトンネルを巡回点検することとしている。(後略)
真横を新幹線が通ってくんですか…想像すると心細くて怖いですが、トンネル内を徒歩で点検することを思えば安全そうです。

だいたい時速5kmぐらいでトンネル内を目視点検移動する乗り物のようです。

形式WJ-3
長さ3.3m、幅0.98m、高さ1.87m、重さ約1.6t、乗員2名、最高速度15km/h(平坦コンクリート舗装)、登坂能力12%、1充電走行距離40km

横川はベントナイト日本一の生産地で、豊順鉱業創業の地なのだそうです。



さらに歩くと転車台(ターンテーブル)がありました。


SLかと思って動画を作ってしまいましたが、違うかもしれません。

園内にはミニSLが走っています。







要予約ですが、講習を受けるなどした後、体験運転できるそうですよ。EF63形電気機関車 運転体験までの流れ

やたら車輪の多い車両があります。クレーンで最大35トンまで持ち上げることができるそうです。









当時としては超豪華な1等寝台車。当時まれな空調設備有。昭和23年7月製造。

関門トンネル専用機関車で、塩害防護のためステンレス製なのだそうです。左のスロープは車両の中でくつろげるお座敷列車「くつろぎ号」への入口。


ちょっと上がって休んでみました。



なんだかんだで朝から来てたのに、もう4時近くです。まだ鉄道資料館見てないので、急いで見に行きます。



こんなにボタンやスイッチあるのにさぁ…


鉄分多めのグッズたち





昔の人は皆字が上手くて、毛筆でも恐れないという印象を持っている。














かなりボロボロだったのを修復したのが分かります。


昭和41年(1966年)2月1日 – 信号場に降格。(Wikipediaより)往復40円に時代を感じます。



今は使っていないのだろうか。
もう少しゆっくり見たかった。碓氷鉄道文化むら、1日では足りない人もいるかもしれません。園内1周800mを行くあぷとくんに乗って、車窓からの園内の景色を動画にしました。良ければご覧ください。
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