ユウゲショウは多年草の帰化植物で明治時代に観賞用として輸入されたものが、現在では本州中部から西日本まで広く分布しています。開花時期は5月から9月との事ですが、11月に入っても暖かな日があるためか、冒頭の開花写真は11月3日の昼に撮影したものです。
さてこのユウゲショウ、小さな花瓶に野草を飾っているのですが、今年の8月15日に近所の路地で咲いていたものを摘んで家に持ち帰ったのです。
このような感じで、可愛いピンク色の花がしばらく目を楽しませてくれたのですが、花が枯れても葉っぱは生き生きとしているので、水だけ定期的に替えてたのです。ある日水をやろうと小瓶から葉っぱを持ち上げると、なんと小さな細くて白い半透明の根っこが茎から生えてきてたんです。
「うわ何この生命力…」
驚きましたが、どこまで成長するのか興味が湧き、小瓶ではなく練りウニの瓶詰用のガラス瓶に移動させました。そして現在の姿がこれです。
随分伸びて、葉っぱは少し紅葉していますが、また花が咲いたのです!暖かな窓際に置いていたのが良かったのでしょうか。ちなみに過去に1滴だけハイポネックスを与えました。
根っこは葡萄酒の香りがすると書いてあるサイトを見て嗅いでみましたが、葉っぱをちぎった断面と似たような臭いで、葡萄酒の雰囲気は嗅ぎとれませんでした。
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