ウェブで栃木県の観光スポットを見ていた時、大谷資料館(おおやしりょうかん)という、石の採掘場跡を公開している場所があると知り、とても興味を持ったので行くことに。
この日は小雨が降ったり、晴れ間が見えたりの一日でした。
この町は、石の壁があちこちにありました。住んでいる人には日常なのでしょうが、石に囲まれて暮らすというのも、少し変わった体験の様に思います。
紅葉が綺麗でした。
奥は、石を切り出した後にベンチや自販機などを設置し、休憩ができるようになっています。
地下坑内入口にこの採掘場の説明や、採石のためのちょっとした展示物なども飾られています。
入場料:大人800円、子供400円(未就学児は無料)、駐車場は無料でした。
途中小さな石像がありました。なぜかお金が乗せてあります。外国人観光客の習慣なのかもしれません。
資料館の中の展示物です。まだ活動している採掘場があるようです。
これで石を切り出すのでしょうか。二人で使うもののように見えます。
当時の昼食時等に使われたようなやかん等があります。
この資料館では、大谷町の石についてなどのパネル展示もありました。
いよいよ地下坑内に行きますよ。
地下は寒いらしく、入り口では毛布が籠に入れてありましたので、一枚お借りしました。
とても広くて大きな空間です!中はやはり寒いです。毛布をお借りして良かったと思いました。切り出した石が並んでいます。
どこかに宝箱がありそうな雰囲気です。
「この地下空間は戦時中、陸軍の地下倉庫として、また、中島飛行機の戦闘機「疾風」の機体工場として利用されました」と書いてあります。そんな時代もあったのですね。
下に写真が付いており、ここではB’zの松本さんがギター演奏をした場所です。とも書いてありました。
ダンジョンマップだ!ダンジョンマップだ!ワクワクします(*・ω・*)
見上げてごらんと促す説明書きがありました。
意外と気づかず、スルーしてしまう人が多かったです。
ついにモンスターが現れた!と思いましたよ。突然のアート作品の展示です。ちょっと怖かった。
そして突然の木の椅子です。説明は有りませんでした。奥の石組が面白いです。
機械ができる前は、人力でつるはしなど使って掘っていたのですね。
左側のオブジェは假屋崎省吾さんの作品との事でした。所々掘った後などをライトアップしてあります。
整然と削られた跡がライトアップされて、幻想的な表情を生み出しています。
綺麗に削るものですね。パソコンの壁紙になりそうです。
ライトアップの色も、青や赤に変化していました。
手掘りとは違う模様になりますね。板野友美さんがここでPVを撮ったそうです。他にも色んな人が撮影に使ったり、プレゼンに使ったりしているそうです。
結構観光客が多いので、できなかったことの一つです。大声を出して、どんな聞こえ方するのか知りたかったです。
見上げてごらんの場所で、見上げてる人発見!
十字架がありました。この中には教会もあるのです。
この中には水がたまっている場所も有りました。どうやって抜いているんだろうかと気になりました。
矢印の下はこんな様子でした。
割と気軽にアンカー打たせてくれるのかしら…
通行止めになっていましたが、出れそうな感じです。
中の空間は、異世界な雰囲気でした。撮影などに使われるのもよく分かります。資料館で毛布を返却し、外に出ます。この毛布あって、本当に良かった。
この日、自販機のある辺りで、簡易テーブルなどを並べておりました。何かイベントが開かれる予定でもあるのかもしれません。準備しているようでした。
ちなみに、この休憩所の奥は坑内に車で入れるようになっていました。
日は落ちてきましたが、晴れてきました。
だからなぜ、お金を乗せるのでしょうかw
駐車場に戻るときに気が付いたのですが、とても古いトラックが放置されていました。下草が蔓延っていないので、展示かもしれませんが、見た感じ放置野ざらしな雰囲気です。
かつては石を運んだのでしょうか。
エンブレムはいすゞと読めます。
ここは大谷資料館近くの公園ですが、岩に張った蔦が紅葉して綺麗です。
どう見ても廃墟…廃墟マニアの心をくすぐる建物です。
調べてみると、「山本園大谷グランドセンター」という娯楽施設だった建物のようです。
石を掘り出して作った平和観音。この像の横には階段があり、背後まで登れるようになっています。26.93メートル、第二次大戦での戦没者の為彫刻されたものだそうです。
割と近くまで登れます。背中からも写真を撮ったのですが、時間的に暗すぎて、石かどうかもよく分からない写真になりました。
この公園の近くには、休日で晴れたら営業しているような、屋台のようなお店がありました。今度は雨じゃない時に行ってみたいです。
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