秩父4ダム最後の二瀬ダムへ向かう途中、標識が出ていて気にはなっていた有間ダムに寄ってみることにしました。
埼玉県営第一号の有間ダムは中央土質遮水壁型ロックフィルダムであり、日本初の本格的トンネル洪水吐を備えた多目的ダムです。ダム湖である名栗湖にはカヌーをレンタル出来るお店があったり、3月から11月の間はワカサギ釣りも楽しめるそうです。
ダムには必ずある堤体の両サイドのこの扉。調べてみると、監査廊(点検用トンネル)の入り口だそうです。
こちら有間ダムの監査廊には、漏水計や地震計、放流量を調整する設備などがあり、トンネル式洪水吐の放流口の隣に出られるようです。エレベーターは無く、全部で431段の階段のみだそうですが、一度歩いてみたい。
堤体のすぐそばにあるレイクサイドテラス名栗湖では、食事の他に野菜などの販売もしていました。
お店用の駐車場もありました。
早速ダムカードをもらいに管理事務所に向かいます。
管理事務所に到着して、入り口を探したのですが車両用のスライドゲートは閉じられており、他に人用の出入り口等も見当たりませんでした。ゲートの外から中をのぞいてみると、ダムカードと書かれた張り紙が見えます。
意を決して右側のスライドゲートをそっと引いてみると、施錠されておらず、ゲートが開きました。どうやらここから入るようです。
敷地内に入り建物の入り口の左脇にあるインターホンを押してみると中から職員の方が出てきて、ダムカードをもらうことが出来ました。
歩いてみたくなりますが、立入禁止となっています。
トンネルの中が見えそうで見えません。一度中を歩いて、放流口まで行ってみたいです。
たまたま立ち寄った有間ダムは、なだらかな岩の堤体が魅力のゆっくりしていきたくなるダムでした。
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