アイキャッチの画像は11月16日の五十里湖の様子です。下の画像はGoogleのストリートビューからの物です。
五十里ダムの改修作業(過去記事)で五十里湖の水を抜いたので、かなり水位が下がっているのが分かります。
1週間後の進捗状況
こちらは五十里ダムです。前回訪れた時より足場が少し下がって、新たに削孔しているようです。
海尻橋
昭和30年に架けられたランガートラス橋。栃木の土木遺産(HP)
海尻橋アーチ
海尻橋から眺めた五十里湖1
この日は雪になりかけの雨がちらちら降っていました。車の温度計では6度でした。寒かったです。
海尻橋から眺めた五十里湖2
流木などが大量に見えています。
海尻湖から眺めた五十里湖3
ダム建設時に作った道路でしょうか。
海尻橋から眺めた五十里湖4
Googleのストリートビューだと、通常はこんな感じです。↓
すっかり水が抜けているのが分かります。
道路の山側にはオシャレな堰が
コンクリートの表面を木材で覆ってありました。
横から見たところ
てくてく歩きます
広大な地面が露出して、不思議な気持ちになります。
六左海切橋
六左海切橋を渡ります。六左橋の山側には、かつて使われていたと思しき道があるのですが、どれも山が崩れて落石や倒木などで埋まってしまっていました。
杭のような柱のような
整然と並んでいるのは石垣のように見えます。
何の名残でしょうか
海尻橋が見えます
六左夢跡橋
六左夢跡橋を渡ります。後からわかったのですが、五十里湖に六左橋は4つ架かっていて、「夢見」「海切」「夢跡」「見送」という名前がついているそうです。何やら物語めいているなと思いながら渡っていましたが、旧五十里湖の水抜き工事が中止になり、工事の責任をとって切腹をした会津藩士早川上粂之助と高木六左衛門の六左からとったもののようです。でもなぜ六左だけなのだろう…
これも何に使われてたのでしょう
土砂が崩れています
ダム底の土が地層のようです
ほとんどはダム建設時のものでしょうか
五十里湖の湖底には五十里宿が沈んでいるので、その一部の可能性もあるかも…
六左見送橋
六左橋の欄干の基礎に動物のフンらしきものがあり、tanuと「これはサルじゃないか?」「そうだね、雑食っぽいフンだね」などと話していたら、帰りがけに道路をサルが悠々と横断していきました。
六左見送り橋の先に湯の郷トンネルがあり、そのすぐ脇に林道のようなものがありました。
右側の小さな道です。
林道からの眺め
落ち葉だらけ
車が通った様子は有りませんが、下は舗装された道路のようで、しっかりしていました。
ほどなくして行き止まりに
倒木やら落石やら
ガードレールがほとんど埋まってしまっています。期せずして砂防ダムの役割を果たしているようです。ただしこの道は使えなくなってしまったようですが…
これはさらに上流の眺め
工事は来年の初頭頃まで行われているようなので、滅多に見れない露出したダム湖の湖底を見れますよ。
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