スベリヒユ 野草食レポ

スベリヒユ野草曲
スベリヒユ

※この記事は野草食をすすめる物ではありません。私が興味を持って食べられる野草を探して食すという食レポです。※

スベリヒユは多肉な植物です。日本では山形や沖縄などで食されていますが、専ら畑の雑草としての地位を獲得しています。

スベリヒユの花は黄色い

スベリヒユの花は黄色い

私のベランダ菜園でも、呼びもしないのにヒョッコリこの子が現れます。一体どこから来たのか皆目見当もつきませんが、それもそのはず、スベリヒユの種子は40年も機能を維持できるそうです。

とってきたスベリヒユを洗ったところ

とってきたスベリヒユを洗ったところ

幾ら畑を耕しても根絶できない理由が分かります。しかし、雑草と思うと困った存在ですが、食物となるとどうでしょうか。スベリヒユを根絶する農薬が不要になるかもしれません。

スベリヒユで検索

スベリヒユで検索

所で、Googleで検索すると、栄養素まで表示されます。すごく便利ですね。栄養素の追加で記述すると、下記の記述を見つけました。オメガ3脂肪酸があるよ~栄養たっぷりだよ~という内容です。

Purslane Nutrition

This is going to blow your mind: purslane has the most omega-3 fatty acids (the fatty acids also found in seafood like salmon) of any green vegetable. It’s also high in Vitamins A and C, and has a bit of calcium, iron, manganese, magnesium and potassium.

Purslane
Learn everything you need to know about the foodprint of purslane to find out what impact your food has on the environment, animals, and people.

勿論ネガティブな意見もありますが、全体評価として神経質になる必要はないと個人的に判断しました。

塩もみすることに

塩もみすることに

さてこのスベリヒユ、生で齧るとほんのりとした酸味と粘りがあります。そのままサラダでもいけそうですが、レシピ検索すると、世界中で食べられていて、何してもまず食べられるんだなと確信したので、塩もみして使う事にしました。

塩抜きします

塩抜きします

その後、水で洗って塩抜きします。

魚粉をまぶします

魚粉をまぶします

粉末煮干しを使いました。

混ぜたら出来上がり

混ぜたら出来上がり

食べた時「ガリっ」と言ったので、洗いが足りないことは無いしなんだろ?と考え、おそらく煮干しの目玉だろうと思い至りそのままかみ砕いて食べました。

スベリヒユの魚粉和えかんせ~い

スベリヒユの魚粉和えかんせ~い

スベリヒユの魚粉和え、普通に食べられましたが、激ウマい!と言うほどではありませんでした。tanuは「これはもういいや」と言って、少ししか食べませんでした。(同日に作ったシロザの料理は好評でした。)クリーム系のスープの浮き実や、こってりしたサラダなどもっと美味しくいただけそうに思います。とはいえ、ただの雑草として捨てるぐらいなら食べてみてもいいかもと思いました。

スベリヒユ拡大

スベリヒユ拡大

スベリヒユの注意点は、腎臓結石の形成につながるシュウ酸を多く含むので、既往症のある人は避けたほうがよいでしょう。また、痛風の人も同様です。

湯通しして利用するならばシュウ酸は減りますし、カルシウムと一緒にとる事でシュウ酸とカルシウムが結合して便に排出されます。腎臓に問題のない方は神経質になるほどではないと思います。と言ってもこれも個人的見解なので、個人個人でちゃんと調べて納得してからの話ですが…

スベリヒユの花言葉を見つけられませんでした。農家の人にとってはうわぁあああという感じかも知れませんが、個人的に花言葉は「不滅」ということにしました。


参考にしたサイト

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