【京都】天橋立

天橋立

天橋立は延長3.6kmの砂州で約5,000本の10㎝以上の松が生えており、白砂青松(はくしゃせいしょう)とその景観を賛美されています。

京都丹後鉄道宮豊線 左には天橋立駅があります
両方からの景観を楽しむには2日かけたほうが余裕の旅と思います

天橋立は明治6年(1873年)大政官布達代16号「地盤国有公園」に指定。大正11年(1922年)名勝指定。昭和30年(1955年)に「天橋立公園」、同年「若狭国定公園」に指定されました。(諸元等 (2)公園施設の概況 京都府(PDF)より)

左が阿蘇海、右が与謝海(宮津湾)

昔は漁が盛んだったようで、宮津湾から天橋立によって仕切られてできた内海である阿蘇海(海跡湖)は、栄養が豊富なため、たびたび魚介の死滅があり、江戸時代から幾度となく地元漁師からの砂嘴切断の請願がなされてきていたそうです。

時代とともに都市化が進み、農業や漁業から観光業に移行していった。
天橋立キャラクター「あまぼっくり」
廻旋橋

宮津湾への水の出口の一つでもあります。

この軸が90度回転して船が通行するようです
文珠水路
水の雰囲気
観光ボート乗り場
小天橋
切れ目 スライド感に満ち満ちている
小天橋を渡った先に橋を動かす操作小屋がありました

次はいつ頃動くのか、運転手のおじさんに聞いてみたところ、当分予定がなさそうだったので、残念ながら橋が動くのを待つのは止めて、天橋立散策を続けることにしました。

橋の上からの釣禁止
松並木終点まで2.6km
レンタサイクルを借りることにしました
これで天橋立を暴走しちゃうZE!

実際はあっちへふらふらこっちへふらふらと立ち寄るので、暴走してる暇はないのである。途中でtanuが自転車のサドルが辛いと言い出したので、交換しました。

ライトアップしているようですが、夜までいる予定はないので見れませんね。
公園利用の注意点
日本三景:京都府天野立橋、宮城県松島、広島県宮島
天橋立で見られる植物
ちょっと浜の様子見てくる
釣り人もいます
奥の青い橋は「大天橋」
日本の道100選」に昭和62年選定されています
見えているのは阿蘇海
ここも宮津湾への水の通り道
砂浜見てくる!
シャワー
護岸
波打ち際

海岸侵食を防止するために、突堤群サンドバイパス工法による海浜安定工法などを施すなどの対策が行われています。

大天橋が見えます
この日は開いてませんでした
9月の終わりとは言えまだ暑いので水分補給は欠かせません
ちょっとした休憩所
見えているのは丹後半島
与謝野夫妻は天野立橋をよく訪れていたそうです
まさに白砂青松
所々にゴミ箱がありました
天野立橋のマツ
通せんぼ松が現われた!(余裕で通れます)
天野立橋で見られる野鳥

鳥の声もしてましたが、見つけるのはへたくそです。

磯清水
磯清水:海に囲まれていながら少しも塩味を含んでいない湧水(井戸)
昭和60年(1985年)名水百選にも選ばれています
大砲

大砲履歴(漢数字をアラビア数字に変換。)
この大砲は海軍思想普及の為大正12年2月5日海軍大臣より下付されたものです。
1.名称 40口径安武式15センチ砲身
2.製造会社 明治35年イギリス、アームストロング
3.砲身価格 1万6千円
4.重量 約5トン
5.長さ 6メートル40センチ
6.砲丸重量 45キログラム
7.発射有効距離 1万2千5百メートル
8.発射弾飛行時 36秒
9.弾丸火薬 1発価格100円
10.元搭載戦艦名 軍艦春日

参考:日本銀行 昭和40年の1万円を、今のお金に換算するとどの位になりますか?

天立橋神社
近くにあった広葉樹
何の木かわかった人で、お時間があればコメントで教えていただけると嬉しいです。
磯清水記
まだ天橋立を渡るには距離が3分の2残っています
屋根付きお地蔵さんが見守ってくれています
千貫松

天橋立には、名前の付いた松がいくつもあります。(天橋立の命名松一覧

結構お尻が痛くなりました
サンドバイパス工法で行き渡る砂
砂の雰囲気
羽衣の松
繁茂するクズ
双龍の松(平成16年台風により倒木)
「二頭の龍が天へ昇る様を表す様に立っていた」そうだけど、これかな
見通しの松と勝手に改名
傘松公園が見えます
周辺の自然歩道案内
道標
とりあえずこの道真っすぐ行ってみる
いい感じの雲とランプ
船着き場のパノラマ写真
ゴミ置き去りとはけしからん
アオサギの幼鳥かな
いい感じの船着き場
漁港
天橋立で見られる野鳥
セグロカモメの糞島と命名
この辺まで自転車漕いで、帰りの時間的にタイムリミットになりました
引き返しましょう
少し府中側を散策

全国健称マラソン発祥の地とのことです。

記念碑建立の由来など
プレーンマンホール
カラーマンホール
あと500mか…しかしレンタル自転車は返さねばならぬ
真名井小橋

府中地区から流れる真名井川は、文珠地区の小天橋と大天橋を通って宮津湾へ抜けるようです。

観光船乗り場前広場
レンタル自転車も返して再び廻旋橋の小天橋
う!この店は終日500円

もっと探せば、まだレンタル自転車あったかもしれません。思い付きで借りると、結局「お店にとって良い場所」で借りることになり、割高になるものです。天橋立ぶらり自転車の旅はお勧めなので、ご参考になれば幸いです。

参考:
・天橋立(PDF
・砂嘴の形成と侵食に関する研究-天橋立海岸について(PDF
・天橋立の形成過程について(PDF
・小型潜堤による海浜安定工法の現地適用性について(PDF
・天橋立における歴史的景観の変遷と地域住民の景観評価に関する研究(PDF

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