牛頸(うしくび)ダムは、2級河川御笠川支川牛頸川にあるロックフィルダムで、治水を目的として建設されました。(福岡市 牛頸ダムを紹介します)
大野城いこいの森ダム記念公園の駐車場に車を停めて見て回りましょう。
最寄りの新興住宅地まで200mも無いので、散歩に訪れる人が多くいました。
牛頸川(PDF)の名前の由来は諸説あるようですが、ゲンジボタルが見れる川とのことで、5月下旬~6月上旬に見られるようです。牛頸川ダムの下流でも見れるようですが、令和5年の見学会は無かったようです。(よくある質問 牛頸のホタルについて知りたい)
ダムを建設するにあたって、牛頸窯跡群の調査が行われ、6世紀前半~8世紀にかけての70基にも及ぶ須恵器の窯跡が確認・調査されました。牛頸須恵器窯跡群は、平成21年2月12日に国指定史跡に指定されました。
牛頸ダムを検索すると心霊スポットとして持て囃されているようです。肝試しに来た人がいたずら書きを残していくのでしょうか。止めて欲しいですね。
きっと君を夜に見かけたら大騒ぎする人もいるのでしょうが、人間は勝手に意味を見出すものなので、気にしないで欲しい。
ん?でもこの人、網場の内側にいますね。てことは調査員かな。多くのダムで網場内で釣りはダメだったと記憶しています。
町の近くにあるダムです。あの先には博多湾があります。う~っすらとキリンのようなガントリークレーンが並んで見えますが、この縮尺だと産毛みたいでよくわかりませんね。
ダムカードは基本的に管理所が開いている時でないと貰わないことが多いので、行ったダムの数より圧倒的に持っているダムカードは少ないです。最初は頑張って集めてましたが、ガッカリするのが嫌で、チャンスがあれば貰おうに変わって行きました。
大野城いこいの森 井手2号公園の駐車場に車を停めて見て回りましょう。
牛頸ダム周りには公園が多いです。この公園は犬連れが多いように思いました。
自然に覆われて、この斜面がダムだとはあまり感じられませんが、洪水吐の存在が構造物なのだと感じさせてくれますね。
だいぶ陽が暮れてきました。岩が所々見えて良い感じです。
桜が沢山植わってました。春はお花見さぞかし楽しいでしょうね。
一番大きい公園が上流側にある大野城いこいの森 中央公園(GoogleMaps)なのですが、日没が近かったため今回は寄りませんでした。そこにはジェットスライダーや遊具があり、家族連れで訪れると楽しそうでした。
参考:
- 牛頸ダムパンフレット(福岡県:PDF) https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/life/671790_61619625_misc.pdf
- 牛頸ダムを紹介します(福岡県)https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/ushikubi.html
- 牛頸須恵器窯跡(大野城市) http://www.city.onojo.fukuoka.jp/s077/030/010/030/180/20190829104211.html
- 三大古窯 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%A4%A7%E5%8F%A4%E7%AA%AF
- 牛頸窯跡群-総括報告書Ⅰ-(九州国立博物館:PDF) https://www.kyuhaku.jp/dazaifu/pdf/d-488.pdf
- 牛頸小田浦窯跡群Ⅱ-79地点の調査-(九州国立博物館:PDF)https://www.kyuhaku.jp/dazaifu/pdf/d-471.pdf
- 全国遺跡報告総覧 牛頸窯跡群2 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/82876
(国立国会図書館) - 福岡県「牛頸ダム」120万時間無災害で完成する(開発往来 1991-35)https://dl.ndl.go.jp/pid/2642733/1/42
- 牛頸ダムコア材盛立試験について(ダム技術32)https://dl.ndl.go.jp/pid/3245325/1/36
- 牛頸ダムの用地補償について(ダム日本1985-03)https://dl.ndl.go.jp/pid/3251834/1/15
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