かながわの橋100選(神奈川県HP)に登録されている「平山橋(MAP)」は、大正期に架けられた3連曲弦トラス橋です。
日本の近代土木遺産(改訂版)―現存する重要な土木構造物2800選 にも登録されています。
現在の姿は3連ですが、大正2年(1913)、最初に左岸側1連のみが鋼橋として作られた時は、他の部分は木橋でした。3連とも鋼橋になったのは、大正15年(1926)のことです。
愛川町の平山橋に関するページ(HP)より引用
平山橋は一級河川中津川に架かる歩行者用トラス橋です。
トラス
トラス (Truss) は、三角形を基本単位としてその集合体で構成する構造形式。結構ともいう。
ライトアップされるのでしょうか。大きなライトが下から上に向けて設置されています。
リベットが所々腐食して外れています。
昭和20年(1945)7月10日、米軍機の機銃掃射を受けた時の弾痕が橋の欄干等に残っています。橋の上やその周囲で死傷者が出たこともあり、地域住民にとっては、戦争遺跡でもあります。
愛川町の平山橋に関するページ(HP)より引用
欄干を探したのですが、見つけることができませんでした。検索すると、弾痕のある欄干が出てきます。
平山橋そばの中津川河川敷では、テントを張ってキャンプをしたり、バーベキューをする団体でにぎわっています。(奥のごちゃっとした感じの辺り)
利用は無料です。キャンプ場ではなく野営地なので水道設備は有りません。ご持参ください。トイレは隣接する公園に公衆トイレががあります。
奥が平山橋です。平成15年より、手前の平山大橋が幹線道路施設として開通し、平山橋はその役目を終え、歩行者用として残されました。
左側に桜並木が続きます。
平山橋が移設される時の解体作業の様子が掲載されています。
平山橋解体(HP) 宮地エンジニアリング株式会社
参考にしたホームページ
コメント