USB Type-Cの普及が進む今日この頃ですが、まだまだ多数派なmicroUSBポート。皆さんご存知のように、裏表のある形状が日々多くのストレスを生み出しています。
そんなmicroUSBポートを裏表無くマグネットの力で楽に接続出来るようにしてしまおうというサンワサプライのその名もそのまま「Magnet脱着式microUSBケーブル」をご紹介します。パッケージにもある通り充電専用の商品で、データ転送は出来ません。
【追記】
斜めに接触する形になるとショートする事があったので、加工して対策してみました。
Magnet脱着式ケーブルを加工してショート対策してみました
![パッケージ裏面](https://tabee.info/wp-content/uploads/2017/10/img_001-1.jpg)
パッケージ裏面
今回購入したのは、マグネットケーブル1本とmicroUSBコネクタ部品が1つ入ったKU-MMG1になります。その他のラインナップとして、USB Type-C用の物や、ケーブルのみのもの、microUSBコネクタ部品のみのもの等があるので、購入の際はご注意ください。
![マグネットケーブル](https://tabee.info/wp-content/uploads/2017/10/img_002.jpg)
マグネットケーブル
ケーブルは、充電器などに差し込むUSB Type-Aと機器側に繋がるマグネットコネクタで構成されています。
![マグネットコネクタ拡大](https://tabee.info/wp-content/uploads/2017/10/img_003.jpg)
マグネットコネクタ拡大
普通のUSB Type-Aプラグは割愛して、マグネットコネクタの拡大写真です。中心にある金色のスプリングピンが電源(プラス)で、外周の銀色部分がGND(マイナス)になっています。
![横から見たマグネットコネクタ](https://tabee.info/wp-content/uploads/2017/10/img_005.jpg)
横から見たマグネットコネクタ
コネクタを横から見てみます。中心のスプリングピンは外周部よりわずかに奥まっており、平らな金属に引っ付けてもショートしないようになっていました。
とは言え、マグネットがクリップ等の細かい金属を引き寄せることによってショートする可能性はあります。普通のmicroUSBプラグに比べると取扱いに注意が必要であり、充電器側の保護機能等も重要になってきます。パソコン等、高価な機器にはケーブルを繋いだままにしない方が安全だと思います。
![MicroUSB機器側](https://tabee.info/wp-content/uploads/2017/10/img_006.jpg)
MicroUSB機器側
機器側のコネクタです。一般的な充電専用USBケーブルと同じように、D+とD-がショートされていました。
![機器側のコネクタを横から](https://tabee.info/wp-content/uploads/2017/10/img_007.jpg)
機器側のコネクタを横から
反対側はmicroUSBプラグになっています。
![UAG-MOTOG5-BKを装着したmoto G5](https://tabee.info/wp-content/uploads/2017/10/img_008.jpg)
UAG-MOTOG5-BKを装着したmoto G5
マグネット化する端末は、UAGのケース(UAG-MOTOG5-BK)を装着したmoto G5です。
![moto G5のmicroUSBポート](https://tabee.info/wp-content/uploads/2017/10/img_009.jpg)
moto G5のmicroUSBポート
microUSBポートに機器側のコネクタを挿入します。
![機器側のコネクタが挿入されたmicroUSBポート](https://tabee.info/wp-content/uploads/2017/10/img_012.jpg)
機器側のコネクタが挿入されたmicroUSBポート
コネクタ周りの空間が気になります。
![端末前面から見たマグネットコネクタ](https://tabee.info/wp-content/uploads/2017/10/img_011.jpg)
端末前面から見たマグネットコネクタ
![コネクタ挿入後のmoto G5](https://tabee.info/wp-content/uploads/2017/10/img_013.jpg)
コネクタ挿入後のmoto G
ケースの厚みがあるので、出っ張りはあまり気になりません。
![磁石の力で静止するケーブル](https://tabee.info/wp-content/uploads/2017/10/img_014.jpg)
磁石の力で静止するケーブル
磁力の強さを感じて頂けるでしょうか。コネクタから10センチくらいの所を指でつまんで端末に近づけていくと、ケーブルが浮いた状態で静止させることが出来ます。
![接続されたマグネットコネクタ](https://tabee.info/wp-content/uploads/2017/10/img_015.jpg)
接続されたマグネットコネクタ
さらに近づけるとパチッと接続されます。「磁石でピタッ!」の謳い文句に偽りはなさそうです。純正の充電器に繋ぐと充電が開始され、電流を測ってみると1.4Aほどでした。
以前使用していたブライントンネットのXperia用のマグネット式充電ケーブルに比べると、向きを確認することなく接続でき、保持力も強いと感じました。
![【参考写真】以前使っていたブライントンネットのXperia用マグネット式充電ケーブル](https://tabee.info/wp-content/uploads/2017/10/img_016.jpg)
【参考写真】以前使っていたブライントンネットのXperia用マグネット式充電ケーブル
Xperia用の物は接続したまま端末を持ち上げるとき、外れないよう気を使う必要がありましたが、今回の物はあまり気を使う必要が無く、端末を多少振ってみてもしっかり接続を維持してくれます。
まとめ
- 磁力が強く丸型で向きを確認することなく簡単に接続出来る
- 充電専用でありデータ転送、同期等は出来ない
- データ転送などは無線で行う人におすすめ
- 金属を引き寄せるので、ショートには注意
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