神通川水系のダムを行きますよ。時期は2019年9月中旬です。北陸電力の発電用ダムです。
上流はよく見えるのですが、下流の洪水吐などは天端ルートでは見れません。
昭和26年(1951年)日本初送電が分割民営化され、9つの電力会社が発足しました。日本初送電が昭和18年(1943年)に寺津発電所として開発着手したものの、昭和20年(1945年)に中断したままになっていたものを、北陸電力が引き継ぐ形で、昭和26年(1951年)に着手し、昭和29年(1954年)に竣工したのが神通川第一ダム、通称「神一ダム(じんいちだむ)」です。
結構狭いです。
県道188号に合流します。
下流に架かっている赤い橋は吉野橋です。天端からダムの洪水吐の様子はわかりにくいので、後で、吉野橋からダム下流を見てみましょう。
この地域には加賀藩の吉野銀山があったそうなのですが、坑口はダムにより水没したそうです。
上の石を積んだような構築物は古そうに見えます。下のほうはトンネルのように見えるので、穴が塞がってると感じますが、実際は違うものかもしれません。
この日は雨だったので、ぼやけた印象の写真になってますね。
酒呑童子討伐隊メンバーの坂田金時は晩年を薄波ですごしたそうです。
ちょろちょろと車で移動して、やって来ました。神通川第一発電所。
ここからの神通川の眺めがとても素晴らしいと聞きましたので、ぜひ行かねばと思いました。
関係者以外通れません。
昭和30年(1955年)に架橋(PDF)とのことです。リベットどめの橋は味わいがあって特に好きです。
神通川が発電に向いているとされ、水力発電所が建てられたのは、とても納得できる話です。右側の建物は北陸電力庵谷発電所。
昭和51年(1976年)に運用。比較的新しいダムなので、こんなに小さな設備でも5000kWの最大出力。
急に川幅が広がります。
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