【埼玉】浦山ダム ②ダム内部

浦山ダムエレベーター出入口ダム部
浦山ダムエレベーター出入口

今回のダム部の活動内容は浦山ダム(MAP)内部について書いていきます。

荒川ダム総合管理所(浦山ダム・滝沢ダム)

受付票を記入します

受付票を記入します

堤頂側エレベーター入り口では、受け付け票に住所と名前を書いて受付ボックスに入れます。

ダム堤体内部見学に当たっての注意事項

ダム堤体内部見学に当たっての注意事項

注意事項には目を通しておきましょう。

エレベーターを呼んでもなかなか来ません。その間エレベーター口の展示物などに目を走らせます。

多段式選択取水設備の操作

多段式選択取水設備の操作

水の比重を利用して、利水と治水を行っています。

浦山ダムの傘、浦山ダムの刻印のあるベンチ

浦山ダムの傘と、浦山ダムの刻印のあるベンチ

エレベーター内部

エレベーター内部

サルにエサを与える人がいるのか…日光のいろは坂のサルなんて、持ってる袋引っぱったりする。サルをつけあがらせてはいけない。

エレベーター内部行き先ボタン

エレベーター内部行き先ボタン

武骨な感じのエレベーターです。

B1から1Fまでのエレベーター所要時間1分12秒

B1から1Fまでのエレベーター所要時間1分12秒

1FとB1だけ!シンプル。

行きに随分長いことエレベーターに乗ってる気がしたので、帰りにB1から1Fに上がる時の時間を計りました。1分12秒でした。さすが東京タワーの半分の高さがあるだけはあります。

B1に着きました。

エレベーターそばでは、幾つかの展示があります。

ノーマルプラムライン

ノーマルプラムライン

リバースプラムライン

リバースプラムライン

プライムライン(たわみ観測装置)の説明①

プライムライン(たわみ観測装置)の説明①

プライムライン(たわみ観測装置)の説明②

プライムライン(たわみ観測装置)の説明②

説明のパネルを上から撮影したため、画像に遠近がかかってしまったのを、画像加工ソフトで修正したので、若干違和感のある横伸び文字になってますがご容赦を。

水圧実験装置

水圧実験装置

水圧実験装置について

水圧実験装置について

ボタンを押すと、おもりが水圧で浮き上がっていました。水が引いた後の支柱を引っ張って圧力を確認するのを忘れました。エレベーター前の狭い空間で、後続の見学者が来ると、やはり焦ってしまったようです。次の機会があれば、絶対支柱を引っ張ります。

少し階段を登ります

少し階段を登ります

ゲートには「浦山ダムの姿」というタイトル看板がついています。

浦山ダムに使われたコンクリートの量、ミキサー車約39万台分

浦山ダムに使われたコンクリートの量、ミキサー車約39万台分

ダム内部の通路には様々なダム情報のパネルが展示されています。

ダムにたまる水の量東京ドーム47杯分

ダムにたまる水の量東京ドーム47杯分

東京ドームの容積は約124万 m³とのこと。脱線するけど、この容積ってドーム部まで満タンにした容積なのかしら…

ダムに水をいっぱいためた時の広さ120ヘクタール

ダムに水をいっぱいためた時の広さ120ヘクタール

埼玉だから西武球場の90倍という比較なのでしょうか。

ダムの高さ156メートル(日本で2番目の高さ)

ダムの高さ156メートル(日本で2番目の高さ)

重力式コンクリートダムで2番目と書いてありますが、このパネルがいつ頃の物か不明ですが、宮ケ瀬ダムができたためか、重力式コンクリートダムでは日本で3番目になってるようです。日本一高いダム(日本ダム協会)

浦山ダムのできるまで

浦山ダムのできるまで

ここからは、展示内容が変わるようです。

昭和42年予備調査開始

昭和42年予備調査開始

湛水(たんすい)開始まで-30年。オリンピックの区切りがついています。この写真はダム建設前の風景です。

昭和55年付替県道工事に着手

昭和55年付替県道工事に着手

湛水開始まで-17年。県道を高所に付け替える工事をおこなう。(パネルより)

ダムを造ると言っても、道が無ければ作らねばならないでしょうし、道があれば移動させたり必要なわけですね。

RCD工法について

RCD工法について

RCD工法とは Roller Compacted Dam-Concrete の略。コンクリートダムの合理化施工法としてわが国で開発されたもの…

(ダム辞典Weblioより引用)

昭和63年仮排水トンネル工事に着手

昭和63年仮排水トンネル工事に着手

湛水開始まで-9年。浦山川の流れを変えるため、トンネルを造る。(パネルより)

平成2年ダム本体部分の採掘を始める

平成2年ダム本体部分の採掘を始める

湛水開始まで-6年。本体採掘開始。(パネルより)

平成4年本体コンクリート打設開始

平成4年本体コンクリート打設開始

湛水開始まで-5年。コンクリートは製造設備からベルトコンベアで運ばれる。(パネルより)

原石山(大久保谷)

原石山(大久保谷)

平成8年本体コンクリート打設完了

平成8年本体コンクリート打設完了

湛水開始まで-1年。大量のコンクリートでダムが形造られる。(パネルより)

平成8年試験湛水開始

平成8年(1996年)試験湛水開始

1998年完成

1Fから降りてくると、ダムができるまでをパネルで辿って行くわけですが、B1の入り口から来た人はこの順路と逆で、ダムの完成からダムができる前の里山へとタイムスリップする感じで展示を見るわけですね。

動物のレリーフ

動物のレリーフ

ここからは動物のレリーフが続きます。浦山ダム周辺にいる動物たちでしょうか。

熊

「よ~う、飯は食ったんか」って話しかけてきそうな表情のクマ

サルの親子

サルの親子

光源が左上にあるためか、ドラマチックなサルの明日への逃走になっています。

他にもアライグマ?のようなものや、タヌキ、ウサギ、サギ、シカ、イヌ等をかたどったレリーフが展示されていました。

何かの配電板

何かの配電板

何するものか分かりませんが、配線が整然と並んでるのとか、気分いいです。

RCDコンクリートコア

RCDコンクリートコア

 

浦山ダムRCDコンクリートコア

浦山ダムRCDコンクリートコア

RCD工法施工フロー

  1. バッチャープラント(Weblioダム辞典)
  2. ベルトコンベヤによる運搬
  3. ダンプトラックによる場内運搬
  4. コンクリートの荷卸し
  5. ブルドーザーによる撒出し
  6. 振動ローラーによる締固め
  7. コンクリートの養生

材料は現場の近くで調達してこしらえるほうが便利で安価という事ですね。

定礎平成5年4月26日

定礎平成5年4月26日

目まい階段を下から眺める

目まい階段を下から眺める

外に出ました。B1の入り口付近ではトランペットのようなものを吹いて、ダムの反響で気分よく演奏している人がいましたが、真横を通る時はとても音が大きいので相方との会話が聞き取れませんでした。

エレベーター

エレベーター

周辺を散歩した後、再びエレベーターで上に戻りました。

 

 

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