今回のダム部の活動内容は浦山ダム(MAP)内部について書いていきます。
堤頂側エレベーター入り口では、受け付け票に住所と名前を書いて受付ボックスに入れます。
注意事項には目を通しておきましょう。
エレベーターを呼んでもなかなか来ません。その間エレベーター口の展示物などに目を走らせます。
水の比重を利用して、利水と治水を行っています。
サルにエサを与える人がいるのか…日光のいろは坂のサルなんて、持ってる袋引っぱったりする。サルをつけあがらせてはいけない。
武骨な感じのエレベーターです。
1FとB1だけ!シンプル。
行きに随分長いことエレベーターに乗ってる気がしたので、帰りにB1から1Fに上がる時の時間を計りました。1分12秒でした。さすが東京タワーの半分の高さがあるだけはあります。
B1に着きました。
エレベーターそばでは、幾つかの展示があります。
説明のパネルを上から撮影したため、画像に遠近がかかってしまったのを、画像加工ソフトで修正したので、若干違和感のある横伸び文字になってますがご容赦を。
ボタンを押すと、おもりが水圧で浮き上がっていました。水が引いた後の支柱を引っ張って圧力を確認するのを忘れました。エレベーター前の狭い空間で、後続の見学者が来ると、やはり焦ってしまったようです。次の機会があれば、絶対支柱を引っ張ります。
ゲートには「浦山ダムの姿」というタイトル看板がついています。
ダム内部の通路には様々なダム情報のパネルが展示されています。
東京ドームの容積は約124万 m³とのこと。脱線するけど、この容積ってドーム部まで満タンにした容積なのかしら…
埼玉だから西武球場の90倍という比較なのでしょうか。
重力式コンクリートダムで2番目と書いてありますが、このパネルがいつ頃の物か不明ですが、宮ケ瀬ダムができたためか、重力式コンクリートダムでは日本で3番目になってるようです。日本一高いダム(日本ダム協会)
ここからは、展示内容が変わるようです。
湛水(たんすい)開始まで-30年。オリンピックの区切りがついています。この写真はダム建設前の風景です。
湛水開始まで-17年。県道を高所に付け替える工事をおこなう。(パネルより)
ダムを造ると言っても、道が無ければ作らねばならないでしょうし、道があれば移動させたり必要なわけですね。
RCD工法とは Roller Compacted Dam-Concrete の略。コンクリートダムの合理化施工法としてわが国で開発されたもの…
湛水開始まで-9年。浦山川の流れを変えるため、トンネルを造る。(パネルより)
湛水開始まで-6年。本体採掘開始。(パネルより)
湛水開始まで-5年。コンクリートは製造設備からベルトコンベアで運ばれる。(パネルより)
湛水開始まで-1年。大量のコンクリートでダムが形造られる。(パネルより)
1998年完成
1Fから降りてくると、ダムができるまでをパネルで辿って行くわけですが、B1の入り口から来た人はこの順路と逆で、ダムの完成からダムができる前の里山へとタイムスリップする感じで展示を見るわけですね。
ここからは動物のレリーフが続きます。浦山ダム周辺にいる動物たちでしょうか。
「よ~う、飯は食ったんか」って話しかけてきそうな表情のクマ
光源が左上にあるためか、ドラマチックなサルの明日への逃走になっています。
他にもアライグマ?のようなものや、タヌキ、ウサギ、サギ、シカ、イヌ等をかたどったレリーフが展示されていました。
何するものか分かりませんが、配線が整然と並んでるのとか、気分いいです。
RCD工法施工フロー
- バッチャープラント(Weblioダム辞典)
- ベルトコンベヤによる運搬
- ダンプトラックによる場内運搬
- コンクリートの荷卸し
- ブルドーザーによる撒出し
- 振動ローラーによる締固め
- コンクリートの養生
材料は現場の近くで調達してこしらえるほうが便利で安価という事ですね。
外に出ました。B1の入り口付近ではトランペットのようなものを吹いて、ダムの反響で気分よく演奏している人がいましたが、真横を通る時はとても音が大きいので相方との会話が聞き取れませんでした。
周辺を散歩した後、再びエレベーターで上に戻りました。
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