ヤーコンってご存知ですか?南米原産のキク科の多年草で、肥大した根を食用とします。福島の道の駅で見つけて、物珍しさもあり購入しました。
ぱっと見た目はお芋のようですが、生だと梨のような食感とサトウキビのような甘さがあります。煮ると目の詰まった大根のような、堅めにゆでた冬瓜のような感じです。
おすすめ料理はきんぴらとあったので、ゴボウの代りに使ったら失敗しました。まずくはないのですが、とても甘いのです。何しろヤーコンにはデンプンではなく、フラクトオリゴ糖が含まれます。
しかし、調理をする際にはこの甘さがアダになり、使用する分量を考慮しないと甘くなりすぎますので、これはちょっと困ったなと思ったのです。そこで、栄養のあるヤーコンを気軽に使うきっかけになればと思い、幾つか料理をしてみての感想を書くことで、参考にしていただければと考えました。
酢の物
砂糖要らずのなますになります。これは簡単で美味しいです。一緒ににんじんを使えば紅白なますが作れます。
煮もの
ヤーコンとにんじんは同量ぐらいで(ここではにんじん中1/2使用)、鶏もも、しめじ、玉ねぎ、レンコンを先にだし汁で茹で、沸騰したら厚揚げ、ちくわを入れ煮ます。
再び沸騰したら、好みで醤油を入れ弱火で20分煮、味見をして味を調え弱火で5分煮て、冷まして味を染み込ませます。
煮ものにするとヤーコンは、大根のような瓜のような雰囲気になります。
生ハム巻
ヤーコンは形を整え3ミリ厚さに切ります。
ヤーコンのシャキシャキとした歯ごたえと、くどくない甘さが丁度良いです。
調理するときの感覚としては、砂糖替わりに使うといいかもしれません。ここではやっていませんが、天ぷらもおすすめ調理法と聞きました。サツマイモの天ぷらぐらいの厚さで作れば、シャキシャキした甘めの仕上がりになりそうだなと想像します。
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