JR相模線の社家(しゃけ)駅から直線で400mほどの距離にあります。相模大堰で取水した原水は神奈川県、横浜市、川崎市、横須賀市の水道に送水されます。
堤防から見た相模大堰(奥)
相模川の河口から12.0㎞の地点に設置された取水堰です。両岸には魚道が設けられており、社家ポンプ場と沈殿池などを供えてあります。(神奈川県内広域水道企業団 令和元年 事業概要P46より)
社家ポンプ場(沈砂池)
右の建物はポンプ棟です。
社家ポンプ場
社家ポンプ場設備
揚砂機
排砂処理設備
川裏ゲートが手前に見えます。左の建物のさらに左側にはビオトープがあります。相模川の湿地環境保全の目的でつくられています。
相模大堰、社家ポンプ場図
相模大堰下流側
相模大堰左岸から
相模大堰は通行できません
現在は気軽に見学することはできませんが、相模大堰人道橋整備計画がありますので、自転車、徒歩、車いすなどが通れる全長500m、幅3メートルの人道橋が作られ、管理棟なども間近に見られるようになりそうです。((仮称)相模新橋の整備と相模大堰管理橋の活用について(pdf)、(仮称)相模大堰人道橋の概要について(pdf))
共同溝
フェンス越しの堰の様子
フェンスにカメラを突っ込んで撮影していると、管理者の人が怪訝な顔をしてやってきたので「趣味で堰を撮ってます」と言うと、頷いてフェンスの向こうに消えていきました。
管理棟とフェンスの向こうに消えた職員
堤防から眺めた相模大堰
相模川までそこそこ距離があります。
相模大堰上流側
手前のゲートは川表ゲートです。
川表ゲート裏から
川表ゲート表から
鉄板の下が取水口になっています
管理棟の下
魚道の様子
手前は魚道ではないようです
魚道横の道から
迷路のように見えてきました。
魚道と相模大堰
魚道
魚道には魚道、副魚道、呼び水水路があるようです。
下流側の様子
管理棟の拡大
下流側
相模大堰の下の様子
釣竿を持って自転車を運転するおじさんとすれ違いました。おじさんは下流側へ向かいました。
水利使用標識
動画も作りましたので、良ければご覧ください。
相模大堰周辺に咲いていた花。
藪萱草(やぶかんぞう)かな?
ムラサキツメクサ
ハルシャギク
君は確か日本では特定外来植物
ワルナスビ
不良みたいな名前付けられちゃって…もともとはアメリカ南東部出身だそうです。果実はトマトに似ていますが、全草ソラニンたっぷりで、家畜が食べると悪くすると死ぬそうで、このような名前になってしまったようです。英語ではソドムのリンゴとか、悪魔のトマトなんて言われているようです。(Wikipediaより)
チドリさん
チドリさんの素朴な動きを眺めてるだけの動画も作りました。良ければご覧ください。
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