行ったのは4月6日、統一地方選挙の影響でしょうか、今年は夜桜ライトアップは開催されなかったようです。
桜はほぼ満開で風が吹くと花吹雪が美しかったです。
桜の開花雰囲気
4月6日の桜の様子
お花見は今週いっぱいぐらいでしょうか。
河川敷ではキャンプで大賑わい
近くに公園や運動場のある関係でトイレなどが楽ということや、無料、直火禁止、ごみは持ち帰りというおおらかで利用者のモラルを信頼したルールの為か、この河川敷はとても人気のキャンプスポットになっています。特に桜の季節はこのように大盛況。所狭しとテントが並び、ちょっとした展示会場のようです。
桜と平山橋
私は特に、桜と平山橋の風景が好きで、何度見ても絵になるなぁ…とうれしい気持ちになるのです。
3連リベットワーレントラス橋
平山橋は大正2年当初は一連で、他の部分は木造だったそうですが、大正15年に3連になったようです。交通量が増えた需要によるものと思われます。（愛川町の平山橋ページ）
中津川に架かっています
趣があります
下流側に平山大橋が架けられ、現在は人道橋として利用されています。
トラス橋を象った案内板
東京月島安藤鉄工所製作（右岸側ワーレントラス）
土木学会付属土木図書館 銘板の謎 平山橋（ＰＤＦ）
大正二年三月竣成（1913年）左岸側ワーレントラス
100年を超えた鋼橋です。案内板にも記されているのですが、昭和20年米軍の機銃掃射によって、平山橋を往来する人たちが狙われ、平山橋はその時の痕跡を留めている愛川町の戦争遺跡でもあります。
平山橋銃痕
上の写真は2017年のだだんべひろせ夜桜ライトアップ時のものです。今回はもう少し平山橋を見てみました。
弾痕の跡
これもそうでしょうか
このほかにも何か所か穴や縁が削り取られたような痕跡がありました。橋を渡る人を狙ったのだなと思われる位置のリアルさに、昭和20年の意味を考え、近くに中津飛行場があったこともあり、当時に思いを馳せたのでした。（愛川町観光協会の記述によると、昭和20年7月10日の出来事のようです。）
下流側隣には平山大橋
橋脚
美しいリベット止め
近代の技術の結晶のようなスマートな橋も好きですが、昔の建造物が醸し出すエレガントな雰囲気が好きです。
平山橋から上流を眺める
平山橋の植物（ノミノツヅリ）
マンネングサ
スズメノカタビラ
このロゼットはどんな花が咲くのかな
そのほか、ナズナ、オオイヌノフグリなど橋のすみっこには、背丈の小さい植物たちがいました。
カルガモ
中津川にはアクロバティックにエサを探すカルガモがいました。すぐそばにはマス釣り場や観爆台もある塩川滝もありますので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
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