画像は道の駅大滝温泉(HP)のお食事処「郷路館(ごうろかん)」で提供している滝沢ダムカレーです。滝沢ダムに来る前に立ち寄りました。
画像にあるオニオンリングのループ橋です。正式名称は雷電廿六木橋(らいでんとどろきばし)と呼ぶそうです。
ダムに向かう時には通る、中々面白い橋です。
奥に滝沢ダムが見えてきました!
移動中の車中からパシャパシャ撮りました。
ダムカードを貰おうと管理所のインターホンを探そうとしたら、ダム部部長のtanuが「ここにあるよ」と言ったので見てみたら、入り口にまとめておいてありました。巡回中との張り紙があったので、その間の対応で、置いているのかもしれません。
管理所の右側には公衆トイレが併設されています。
滝沢ダムデータ
- 型式 重力式コンクリートダム
- 堤高 132m
- 堤頂長 424m
- 堤体積 167万m3
- 目的
- 洪水調節
- 既得取水の安定化、河川環境の保全
- 水道用水
- 発電
秩父は桜と共に、ミツバツツジも沢山咲いていて、石垣の多い里山が可愛らしく彩られていて好きです。
蒸発計、温度計、雨量計、露点計の4つについて説明書きがあります。
滝の沢地区と言うのがダムの中心にあったそうです。移転世帯数は112戸と多かったため、交渉は長引きました。
「滝沢ダム建設同盟会」との補償交渉妥結は1992年(平成4年)まで続き、計画発表から補償交渉妥結まで実に23年を費やしている。
日本の長期化ダム事業の代表格であるが、土地収用法を行使せずあくまでも地道な交渉を継続した。
大きなダムには必ず左右の対岸にこの謎のドアがあるのです。
盲人用案内図のようです。ドットの密集具合で表現しているのでしょうか。
ダムの橋は正式には天端橋梁(てんばきょうりょう)というそうです。
多重式ローラーゲート、見えているのは珍しいように思います。
滝沢ダムは、浦山ダムのように分かりやすいエレベーターではなく、エレベーターがあると知らなければ通り過ぎてしまうほど控えめな佇まいをしています。
ダム見学の時は必ず書きますよ。横に注意事項なども書いてあるので、読んでくださいね。地震の時はどうするかとか、いろいろ書いてあります。
ご見学ご意見ノートが、しょうもない記述だらけで脱力必至です。
今回は時間を計りそびれましたが、体感1分ぐらい…多分
車いす昇降機は日曜は使えません。
ダムのたわみを計測する装置です。
その他ダム周辺の生物についても展示していました。
水の温度などを測る装置があります。
登り階段71段約5分です。ちょっと心がくじける長さですが、休みながら行きましょう。
やっと出口です。B2から来た人は、この受付で記入します。
この梯子は、ぽっちゃり過ぎると嵌ってしまうのでしょうか…余計な心配をしてしまいます。
ここまで飛沫が飛んでくるのでしょうか
このつり橋の重量制限は1000㎏、約15人を想定しています。
暫く写真をパシャパシャ撮っていたら、蜘蛛くんは飽きたのか、一本の蜘蛛の糸を出して、風に乗って飛んでいきました。蜘蛛が飛んでいく珍しいところが見れました。
水色の装置は放水口ゲート
せっかくなので、行って見ましょう。
駐車場を過ぎてしばらく歩くと、左手のほうに現れます。
不動堂のそばでは、御神水「草薙の水」が飲めます。
この日は27℃と本当に暑くて、運悪くユニクロの史上最強の暖かいパンツを履いてきてしまったので、早く堤体内に戻りたい気持ちで一杯でした。
滝も見たし、ループ橋も滝沢ダムも下から眺めたので、そろそろ戻りましょう。
やはり堤体内は涼しいです!来た時とは逆に71段降りますよ。これはこれで、目まいのする階段です。金属の手すりがひんやりと気持ちいいです。
天端に戻ってきました。残り半分、滝沢ダムの天端架橋を渡りますよ。遠くに白い橋が見えます。山々のグラデーションがきれいです。
対岸に着きました。観測装置のある小屋にはPCがあり、常時データを送っているようでした。こんな小さな小屋ですが、エアコン付です。機械を正常に作動させるため必要なのでしょうね。
調べればわかるのでしょうが、ダム好きの人から教えてもらうか、直接管理所の人に聞く日が来るまで、謎のドアと呼び続けます。
こちらの広場には、慰霊碑がありました。このダムの建設で亡くなった方のためのものです。
フキノトウの黄緑色は、本当にみずみずしい色をしていてかわいいです。
目まいのする階段が下まで続いています。
さあ帰りますよ。
今回管理所前の駐車場に車を停めました。雷電廿六木橋(ループ橋)に、不動滝もセットの滝沢ダムツアーでした。
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