過去の記事:本沢ダム2017年6月
ダム部部長のtanuが現在水抜き中の本沢ダムで、いつもは見れない取水口が見えると耳寄り情報を持ってきたので、行ってきました。
展望台からの眺め。この日は、とてもたくさんの人がダム見学に訪れていましたよ。12月25日まで作業中のようです。
連絡先に電話で確認したところ、水は少し残っているので、魚はおそらくそのままとの事です。元々パイプで水を通しているので、そこまで魚がいるわけでも無いとのことです。
前回は天端を歩いて引き返してきましたが、今回は城山湖周辺をぐるりと回る散策コースを歩いてきました。
城山湖散策路コース
城山湖を1周する散策路です。松見平からの景色も野鳥観察のできる休憩所など4つもあり、自然とふれあえる絶好の場所です。
- 所要時間:3.5時間
- 歩行距離:9キロ
相模原市 ハイキングコース城山地区 より
ダムサイトは山にあることが多いので紅葉の楽しみがありますね。
この階段を登っていくと航空神社があります。太平洋戦争時に由来があるようですが、詳細はわかりません。
お参りが済んだので、本沢ダムの天端へ向かいます。
細い道沿いに歩いて行くと、眺望の素晴らしい場所がありました。
道の横に即席であつらえたような、一人掛けのベンチのようなものがいくつかある場所です。
夜景が良いだろうねと話していましたが、よく考えたら、このダムは夕方閉鎖されるので、夜景は見れないのかもしれません。
金毘羅宮の道路を隔てた向かいにあります。無料駐車場に止めて、ここからあがってきても良いですね。
下流にはグランドがあります。
いつもは人影もまばらなのですが、この日はポツポツと天端を歩く人たちがいました。
いつもは水の面に映える紅葉という所でしょうが、今は礫礫してますね。
相変わらず草が茂っていました。
この先の距離が気になったので、向かいからやってきた明るい雰囲気のご夫婦にここから展望台に向かうとどのぐらい距離があるかたずねたところ「3分の2ぐらいですね。」と教えてもらいました。元々朗らかなのでしょうが、なんとなく『アップダウンを考慮しなければ』という言葉を飲みこんだのでは?という微妙な表情を私は見逃しませんでした。
休憩していると父親と小学校中学年ぐらいの女の子が向かいからやってきて、お父さんが「ダム見えるけど、あんまり見えないな~。(多分取水口)だまされた~」とぼやく声が耳に入り、この親子の向かっている先にもうすぐ天端があるので、「この先あとちょっと行くと天端に出ますよ。よく見えますよ。」とお節介ダム部員が更に歩くように促しますと、お父さんはすこしにこやかになって、親子は再びてくてく歩いて行きました。
親子はもうすぐ目的を達成できますが、我々はまだまだ先があります…
この時2時ぐらいで、閉鎖される4時に間に合うかが読めなかったので、源流探索は次回の楽しみとします。
4カ所ぐらい休める場所があるようですよ。
テーブルとベンチのセットがいくつかあり、お弁当を使っている人たちもいました。
思いの外運動になります。皆さんそれなりの格好で、トレランポールを使っている人も結構いました。我々ダム部はその日の思い付きで一周しようとしてますので、tanuはサンダルだし、私はスカートです。すれ違う人と挨拶を交わしながらも、ゼーハーと呼吸も荒い様子を見て『その恰好はきついでしょう』と思われてるのかもしれないと思いました。
汗が引いてくるとのぼりがあって、体が冷える事はありませんでした。
後どのぐらい行程が残ってるのか心配になった頃に、散策の最初に出会ったご夫婦と再会しました。「こんにちはー、ここから展望台までどのぐらい距離がありますかー?」と尋ねると「あ、先ほどの人ですね!」と言われました。さっきは眼鏡をしてなかったので実は顔がよく分からなかったのです。
「この先は比較的平坦なので、あと少しですよ」と励ましと共に親切に教えていただきました。とても穏やかなご夫婦でした。ありがとうございます。ご夫婦に幸あれ。
急ぎ足になります。
うしろからの写真で失礼します。
車止めがハスにはまっているのは、職員の人が車でやってきて、奥のダムへの門を閉めるため、のようです。この時4時過ぎてましたので、少し余裕をもって閉めに行くようです。
ドローン飛ばしている人いましたが、ダムに落ちても回収はできません。
普段は見えない取水口等が見れるとあって、とても賑わっていました。意外とダム好きな人達は多いのではと、ちょっと浮かれてお祭り気分になりました。まだ水抜き工事中ですので、興味のある方は是非訪れてみてください。
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