飛騨市立神岡中学校の横に、神岡城専用駐車場があります。位置的には道路を隔てた向かい側です。
神岡城、鉱山資料館、郷土館の3つの建物が同じ敷地にあります。
元々は戦国時代に築城された東町城跡でした。昭和45年6月に三井金属鉱業株式会社が、神岡鉱業所創業100周年記念で神岡城などの施設が建てられました。丸岡城や犬山城の天守閣を模して建てられたそうです。高原郷土館より
現在も空堀の跡など残っています。
奥に見える銅板の屋根は旧松葉家です。飛騨の古民家で様々な道具など開放展示しています。
鉱山資料館、神岡城、郷土館の三つをまとめて高原郷土館と称しています。4月1日~11月30日まで無休で開館しています。
手前の建物はトイレです。奥が鉱山資料館。
2階は鉱山の道具や鉱石、作業工程などの展示があります。
このポンプで和佐保鉱滓ダムまで廃滓を送ったりしていたようです。
ここに復元した「従高山八里」の里程標は高山を起点にした距離を示す石柱である。金森初政の慶長(1595~1615)の頃、越中東街道の東町村「現在の池の上あたり」に建立されたと考えられている。当時の一里は五十町(約5.5km)であり、高山より約44kmの地点に立てられていた歴史的価値のある石柱である。
石柱の説明碑より
旧松葉家の横にあった建物。思い出せない…
旧松葉家はもともと神岡町大字割石にあったそうですが、民族資料館として活用する目的でここに移築されたそうです。銅板屋根は後から付けたもので、本来は茅葺屋根でした。神岡町に残る唯一の茅葺屋根の家屋だそうです。岐阜県HPより
昔の消防関連のポンプ車でしょうか?
ぼやけてしまいましたが、神岡町大字大多和町に居住していた岡田さん宅に昭和25年10月12日に設置されたものだそうです。当時はこの一台が各地区で利用されていたそうです。電話が普及していない時代は、公共的な役割を果たしていたのです。
見る物が多い民家です。
こじんまりしてかわいいです。
鎧は最近の鎧作家のものも結構あります。
黒曜石のようなものもありますね。
天守閣はベンチと望遠鏡があり、神岡町を一望できます。
神岡城から日本一大きいと言われる立ち達磨が見えます。
見ごたえのある郷土資料館でした。
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