節理を上手に使った古墳という説明。古墳時代後期(6世紀末~7世紀初め)のものとのこと。
訪れたのは2021年9月下旬。たまたま草ぼうぼうの時期だったのでしょうか。古墳の廃墟感という謎感覚を味わえました。
特に名前が付いていなくても、この位置から眺める柱状節理は素晴らしいですね。ジオパークは4年ごとに再認定審査がある様なので、多くの人が地球に興味を持って大地を感じる機会が増えると良いと思います。
トイレは利用しなかったので使えるかどうか分かりません。
竹野川は京丹後市大宮町五十河(いかが)付近を源流とし、日本海にそそぐ全長 27.6km の丹後半島最大の河川。
丹後松島と後ヶ浜を訪ねるみち(京丹後市丹後此代~京丹後市丹後町間人)として環境省のページで紹介されています。
この奥は左への道のあるどんつきの広場になっていて、公衆トイレや水場、駐車場などがあるようです。節理も間近で見れる場所になっていて、砂で足をとられて歩くのがだるくなったため、断念して引き返したことが今悔やまれます。
ジョイント部分どう見ても腐食してますね。
あんな所まで、どなたが運んだものでしょうか。コンクリートブロックのようなものを重ねて継いでるように見えます。
立岩には、麻呂子親王(まろこしんのう)の鬼退治伝説(PDF)があるそうです。ざっくり要約します。
用明天皇(在位:585年10月3日~587年5月21日)の時、3匹の鬼が庶民を苦しめていたため、麻呂子親王に討伐を命じ、麻呂子親王は無事3匹の鬼の討伐を果たし、1匹の鬼をこの立岩に閉じ込めたそうです。
今でも風や波の強い夜は鬼が泣くような声が聞こえるとか。
”冷えていく溶岩やマグマ全体が縮むときに5角形や6角形の柱状の割れ目ができます。”と説明されても、何でそんな形になるんだろうと不思議に思いますね。
少し足を延ばしたところに子午線公園があったので向かいました。
抜粋します。
(略)日本標準時、世界標準時をデジタル時計で表示しています。時差は、経度15度ごとに1時間ですので、日本とイギリスの間は9時間差があります。時計の電源には太陽電池を利用しており、昼間太陽電池によって太陽の光エネルギーを電気エネルギーに変換し蓄電池に蓄え(略)
太陽光パネルがあかんのか、蓄電池が逝ったのかは分かりませんが、とりあえずこのモニュメントは東経135度、北緯35度41分の位置に鎮座しております。丹後市がんばれ!
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