9月末頃に訪れた時のものです。下流側が良く見れそうだったので、最初はダム広場の駐車場に車を停めて、付近を散策します。
東京発電田ノ入発電所
中央の茶色い部分はウッドチップです。無料で配布していました。
この後、公園から遊歩道を歩き、ダム下流を眺め、最後に発電所の放水口というルートをたどったのですが、田ノ入発電所関連の放水口の写真を先に貼ります。
放水口
田ノ入発電所鳥瞰図
丹沢湖周辺案内図
丹沢湖周辺の山並みタイル
公園
水車
公園には、水車のパーツや、巻き上げ機の歯車などの展示がありました。
銀杏が実っていました
三保ダム下流側
振り返ると、三保ダムののどかなロックフィルの斜面が見えます。赤とんぼもたくさん飛んでいました。
アキアカネ
ダム天端へ続く遊歩道
松ヶ山橋
河内川に架かる松ヶ山橋を渡ります。この下流で酒匂川に合流します。松ヶ山橋は、「神奈川の橋100選」に選ばれています。松ヶ山橋は、わが国で初めての張り出し架設を行ったPC斜張橋との事で、昭和53年土木学会の「田中賞」を受賞しているそうで、その功績で選ばれたようです。
田中賞受賞の銘文
…というのは、調べたから分かったことで、最初は、松ヶ山橋からのダム周辺の眺めが素晴らしいからであろうと思ってました。
細かい仕事
橋から眺めた三保ダムの洪水吐
ラジアルゲート4門、ローラーゲート1門（左）
底部放水口
三保ダムの下流の素晴らしいところは、鳥の多さです。遠くて種類が分かるのはアオサギ、鵜、鴨ぐらいですが、近くでセキレイも見かけましたし、目の前をカワセミが通り過ぎた時興奮しました。カワセミは中々撮れなくて、あこがれの鳥です。
色んな種類の鳥が集まっていました
鳥の鳴き声も賑やかでしたが、判別できるほど詳しくないのが残念です。
立入禁止
心が揺れますが、目に見えないモラルの壁があるので、踏み込まない良い子のダム部の私たち。でも、ゲート無しのこの角度からダムが撮れたのでほくほく。
三保ダム洪水吐とロックフィル
自販機と空き缶入れ
駐車場へ戻ってきました。年代を感じる空き缶入れです。この後三保ダムの駐車場へ移動します。
天端を行きますよ～
この鎖がとてもごつかったです。
丹沢湖側
天端の植物と生き物
下流側の斜面
天端から、公園広場へ続くジグザグスロープ。右端に先ほど渡った松ヶ山橋、左側に田ノ入発電所の鉄塔が見えます。
丹沢湖側のロックフィル
奥に洪水吐が見えます。
ダムの中央付近は広場になっています
三保ダムの来歴などを音声ガイダンスが案内してくれます。
丹沢湖
天端の植栽
チェーンを繋ぐブロックの上には、各ブロック毎にツツジとドウダンツツジが交互に植えてありました。
下流側
先ほどの橋も見えます。あの立入禁止の奥には、畑があったのですね。
洪水吐
ゲートはあまりよく見えませんでした。
ゲート間の通路に外灯が
自由越流式の洪水吐
ゲートの奥にあります
ダムを渡り切って振り返ったところ
左側には県道７６号の永歳橋が見えます。
あけび
天端を渡っているときから、カラスがガアガア騒がしかったのですが、私たちが近づくと一斉に飛び立ってしまいました。カラスのいたところには、アケビの食べかけが残されていて、私たちが近づくと、「ガー」と鳴くので、まるで「とるなよ！どっかいけー」と言われてるような気分になりました。ごめんごめんと言いながら周辺を散策します。
ほどなく行き止まりに
モンツキノカメムシとアカスジキンカメムシの幼虫かな？
引き返します
カラスはまだ、戻っていませんでした。
変わった擁壁
右岸からの天端の眺め
夕暮れが迫ってきました。
ローラーゲート越しの下流
ラジアルゲート…
手前のフェンスにフォーカスがあってしまいました。
他にもダム関係の設備が見えます
奥には水位観測塔も見えます
「常用放流設備取水口」という設備名でした。
ゲートのようなものが見えます
除塵機のようです
三保ダムのそばには、丹沢湖記念館があり、三保の家という湖底に水没した江戸時代からの民家を復元展示しています。山北町の関連ページ
三保の家
謎の設備
丹沢湖側のこの設備が何なのか分からずじまいでした。
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